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  コメント   マクベスさんの評価
  評価   ユーザー評価:4点 プレイ数:2回
投稿者:マクベス大佐 | 2014/04/02 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)

クニツィアのタイル配置ゲーム。来日記念にデザインされたゲーム(だったはず)。
4色のタイルを配置して得点していくのだが、各プレイヤーは自分の得意な色を持ち、得意な色で得点すると得点が2倍というシンプルなルール。

これにより相手の得意な色を潰すか、自身の得意な色を伸ばすかの単純なジレンマが発生するようにできている。シンプルながらもよく考えられていると思う。
ただ、基本は相手の色を潰すのはよほどその際に上手に得点しない限りおいしい手ではないので、うまく効率よく邪魔をすることが求められる。
4色のタイルもだいたいは狙ってる色が引けますし、たまに3色(うち1色が2マス)のダブルタイルがあり、絶妙に運要素を調整しているというのが伺えます。

あとタイルのイラストはなかなか綺麗だと思うし、雰囲気としては十分だと思います。実に日本らしいイラストで悪くないと思います。庭園が出来上がっていく感じはまあまあ感じられます。

難点は基本が接続タイル数で得点が決まるゲームなので、後手の方が有利な感じがあります。後手の方がタイルが長く接続されているところに置ける可能性が高いので、特に2人で遊ぶと先手後手の有利不利だけで試合が決まるような感があります。先手に何かハンデをつけたほうがいいかもしれませんね。
あとはあんまりにシンプルすぎるゲーム性で、面白みがないことは気になります。もう少し要素が多くても良かったのではないかと思います。シンプルで良いゲームをデザインできるのは凄いけど、このレヴェルのシンプルさはちょっと今更感のあるデザインかなと思います。

あとは捲れから一番良い手を探す最適解探し感が強く、あまり無理に相手の色を止める必要性を感じません。そのため自由度は高くは感じませんね。
超手堅いデザインのゲームで、シンプルで安心して遊べるのは間違いありませんが、長年のゲーマーは物足りないものを感じるかもしれませんね。所有する価値は感じないけど、普通に遊ぶ機会があれば遊ぶでしょう。

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