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  コメント   ひろぴさんの評価
  評価   ユーザー評価:8点 プレイ数:2回
投稿者:ひろぴ | 2012/10/25 16:22 | コメント(0) | トラックバック(0)

レベル1~4(ゲーム開始時はレベル1と2のみ)の騎士駒を手番に1個ずつ各地方に配置していく。レベルの高い騎士駒は,配置済みのレベルの低い騎士駒を追い出すことができるという,いわゆる「ところてん方式」の競り(陣取り)システムが採用されている。

騎士駒を配置する際に従者駒を添えることでレベルを一時的に上げることができるが,一旦追い出されると従者駒は捨て駒になってしまうというルールが,だれ気味になりがちなところてん方式の競りにいい緊張感を与えている。

全員が駒を配置し終わると,各地方を支配したプレイヤーに報酬がもたらされるが,報酬は,騎士駒のレベルを上げるものだったり,騎士駒の個数を増やすものだったり,各地方によって異なるため,どの地方を支配してどのパラメーターを伸ばしていくのかの判断が悩ましい。

これだけでも十分にゲームになりそうだが,実際にはこれに,キューバのような法案への投票システムと,トロワのような外敵(フランス軍)に対する共闘のシステムが華を添える。

毎ラウンド3つの新たな法律が投票にかけられるが(否決された場合は現行の法律が適用),法律の内容から他プレイヤーとの利害を判断し,それを踏まえて,3つの法律にどのように票を割り振るかの判断も相当に悩ましい。

一見盛り沢山の内容だが,駒の配置→投票(法律の適用)→報酬の獲得(戦争の処理)という流れは分かりやすく,プレイ感は決して重くない。

5ラウンドしかないので,もう少しやりたいというところでゲームが終わる。コンポーネントも豪華で,しっかりドイツゲームをやった気にさせてくれる満足感の高い作品。

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