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シミーズさんの評価
ユーザー評価:5点
プレイ数:1回
投稿者:
シミーズ
| 2012/06/22 18:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
メイフォローのトリックテイク+デッキ構築(は言い過ぎか)。
基本的にはカードを1枚ずつ出していきトップはどれか?を判定、
2枚の得点カードを1位2位で分ける。これを繰り返すだけだ。
しかし、あとの部分はかなり変わっている。
まず、これはこの時代のトリックテイクではよくあったと思うが
(そしてそのおかげでトリックテイクを下敷きにしていることは明
らかだが)、切り札表示カードが最強と最弱の2種用意されてい
る。全5スートが入れ子状にナンバリングされているため中間の3ス
ートがどうなっているかなかなか把握しづらい。これはプレイヤー
を煙に巻くデザインだと言っていい。私はあまり好きではない。
また、カードに「流星」が描かれているカードがあって、そもそも
これが出るまでは何周もする。流星が出ると最後の1周となり、出
したプレイヤーがもう1手番おこなってようやく判定。途中で出た
カードは判定の際には意味をもたず、最後に出したカードのみが関
係する。しかし、最後の1周のうちに上回る流星が出た場合には延
長される。流星が出る限り、どこぞのラブホテルのごとき延長に次
ぐ延長が待っているのだ。
この延長の雰囲気と流星を出したプレイヤーが最後にもう1枚出さ
なければならないところは、非常に面白い部分だ。
それから手札。これが自分のデッキになっていて、
なんと(というほどでもないが)ドミニオン同様に、手札/山札/捨
札の循環構造となっている。そしておもしろいことに、ラウンドの
判定後全員がカードを1枚リムーブすることになる。リムーブは山
札か捨て札のトップカードいずれかであるため、これをも考えねば
ならない。こうしてラウンドが進むにつれて1枚ずつカードは減っ
ていき、最終ラウンドではたった6枚のカードでプレイしなければ
ならない。非常にシビアだ。
・・まあシビアというよりはそうなっちゃう感じ、つまり運ゲーっ
ぽいんだけれども。
その他、ドローできるカードを出さない限り手札補充がされなかっ
たり、前のカードをコピーするカードがあったりと、かなりアイデ
アが盛り込まれたゲームである。
とまあ、かなり熱弁してしまったが、アイデアがよくても面白いと
は限らない典型的なゲームで、もちろん面白いという人はいるだろ
うけれども、マジョリティを獲得できるゲームでは決してない。
個人的にはあまりにアンコントローラブルなゲームは好みではない
というかノットフォーミーなので、悪くはない、という程度にとど
まる。
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