ハワイ
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:9点
プレイ数:10回
投稿者:
シミーズ
| 2012/02/10 16:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
繊細な違いを楽しめるモダンユーロ。
ベースはシンプルなお買いものゲーム、購入するタイルの種類がた
くさんある、という一見フェルトっぽい印象のモダンユーロ。
ハワイ島を歩いて回り、小屋やサーファー、フラダンサーなどを手
に入れ、マイボードの村に置き様々な効果を得る。歩くコストは
「足」で、購入コストは「貝」。これら2種のリソースはラウンド
ごとに配られるが、その量はだんだん減っていく。補填するのか収
入を無視して逃げ切るか、悩ましい。
タイル/カードの種類が多いゲームの常として、ゲームボードにラ
ンダムでいくつか配布されることが多いが、このゲームではすべて
のタイルが出ている。しかしそこに購入回数の制限をつけるため、
価格マーカーが置かれるというのが特徴的で、かなり効いている。
どのタイルが欲しくてどれを優先するのか、また、その価格は適正
かどうか常に悩むことになる。
それからこの価格マーカーはラウンド間の得点にもつながり、なか
なか手強い。
タイルの位置はゲームごとに変わり、これは一見たいした特徴では
なさそうにみえるが、意外とゲームの印象が変化する。
また、プレイ人数によって何の補正もないことから、2-3人ではや
りたいことが精一杯でき、4-5人ではかなりカツカツなゲームが楽
しめる。
斬新だということはなく、テーマもペーストオンな印象を否めない
が、アートワークの雰囲気は満点で、タイルの特徴もわかりやす
い。購入していくタイルの組合せによって細かいながらも多彩な戦
略をとることができる。
個人的には、2011年エッセンベストゲーム。
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