大聖堂 カードゲーム
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:3点
プレイ数:3回
投稿者:
シミーズ
| 2011/06/16 16:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
長くてカオスなトリックテイキング。
大聖堂がトリックテイキングゲームになった!
ということでビックリ。似ても似つかないジャンルを
横断しているように思えたからだ。
アートワークの影響が大きいだけなのかもしれないが、
資源を職人で得点化するところをはじめ、
たしかに大聖堂で、なるほどなあと感心した。
が、感心したのはそこまでで、
ゲームはかなりカオスだし面白いとは思えなかった。
まず、このゲームの特徴的なシステムである、
トップカードを「出したプレイヤー」ではなく、
「その色のプレイヤー」がトリックに勝つ、という点。
これがアイデア先行で、プレイにおいて制御不能を
もたらしている。
ラストポジションでない限りは考えても仕方がない。
ラストポジションならば回ってきたときに
トリックの行方はもちろんわかるけれど、
その先は読めない。まったくの闇だ。
また、ディール終了時の得点計算もいちいち面倒で、
何がどうなるかさっぱりな中に、
(そこまで複雑ではないけれど)
ちょっと洒落た得点経路を用意したって、
これだけカオスなトリックテイキングなんだから
意味がないように思ってしまう。
トリックテイキングの仕組みをすっかりやめてしまい、
カードを山から人数分めくり
それを1枚ずつ取っていく方がよっぽどいい気がする。
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