契約の箱
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UGさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:2回
投稿者:UG | 2008/05/26 14:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
初代のカルカソンヌより、様々な面で完成度が上がっています。
・平原のスコア計算が簡単になっている
(ヒツジ-オオカミの数だけで決定。『原始の営み』とほぼ同じ)
・契約の箱を動かすルールが良くできている
→コマを置きづらいタイルを引いてしまった時の不利が軽減されている
→道/城を閉じずにコマを置いておくことに戦略性が生まれた
・寺院は、初代の修道院に比べ改善している
→寺院タイルを引いた人以外にもスコアチャンスがあるため、運要素が軽減される
→寺院を有利にするために他人の道を閉じる戦略もあり奥深い
・都市の得点を2倍にする、使い切りの「預言者コマ」を置いた都市を巡る駆け引きが面白い
→預言者を置かれた大都市はものすごい得点になるため、相乗りする人や徹底阻止する人などが入り乱れ、かなり熱いことになります
気になる点としては、契約の箱・寺院ルールとも「コマを置いておく」ことが有利になるルールなので、元々強かった平原戦略がより強化されてしまっていることでしょうか。
タイル上の羊が、より少ないければ良かったかもしれません。
また「未完成の寺院」のスコアも必要ないような…。
等々バランス面には若干疑問がありますが、もう少しやり込んでみないと分かりません。
ただ全体の印象としては、追加ルールがとても洗練されており説明も簡単なのが良いですね。
カルカソンヌ初心者とプレイする際には、初代カルカソンヌよりも断然こちらの方が良いと思います。
追記:5人で2回目プレイ
やはり平原は結構強いのですが、積極的にオオカミを置く、相乗りを狙うなどすればそれほど強烈ではないかな、という印象でした。
未完成の寺院スコアも大きな点数ではないので問題ないです。
預言者コマによる都市2倍ボーナスは、大都市で決まれば勝敗をほぼ決定づけるスコアになります。
しかし同時に他の人から邪魔されやすくなるなど勝負のアヤができ、これは良いのではないかと。
全体として、バランスは良いという印象です。
ひとつだけ、5人プレイの場合は各人の手番数が少ないこともあり、各人の信者コマをひとつ少なくしたほうが緊張感があって良い気がしました。
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