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まっこうくじらさんの評価
ユーザー評価:2点
プレイ数:2回
投稿者:
まっこうくじら
| 2008/05/15 08:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
オーストラリアからの算数風カードゲーム。
順番に場に出たカードの和が手札にあればカードを獲得していき、山カードが全てなくなった時点で最も多くのカードを取ったプレーヤーが勝利となる。
手札に「12」があれば、場に出ている「12」だけでなく、「11」と「1」とか、「7」と「5」といった組み合わせでもテイクできるところが算数ゲームを名乗る所以か。
場のカードが増えていくと組み合わせが増え多少難しくなるが、子供でもこなせるレベル。
ただ「算数」を強調するあまりか、意図的にゲーム性を落とすルールが入れられており遊戯としての楽しさが損なわれている。
場に出たカードに手札を加えて新しい数字を作ることが出来るのだが、自分がテイクできる組み合わせのみに限定されているのは致命的なマイナスと感じる。
このルールがあるために、せっかくの平方根・三乗根・様々な分数カードが全く生きない。
数字カードのみ使ってオリジナルルールで遊ぶなら大人が楽しめるゲームとは思えない。単純な内容なのに時間がかかるのも悪印象。
説明書で2人プレーが推奨されているが、人数が少なくなればなるほど淡々とした進行になりゲームとしてはつまらなくなる。
4人程度の方がゲームとしては遊びやすいはず。
ルールの不出来な部分を除いてアドバンスカードを使えば、かなり戦術的に幅が出て大人でも遊べるようになる。そういう状況なら+1点。
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