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アグリコラ>>コメント 評価コメントリスト

  コメント   月斎さんの評価
  評価   ユーザー評価:10点 プレイ数:200回
投稿者:月斎 | 2008/05/09 00:21 | コメント(0) | トラックバック(0)

大聖堂やケイラスのように職人配置(家族配置)の得点取り。
4人で2時間でした。
と言っても基本はソリティア。
勝ち負けよりも、今回自分が何点取れるか頑張るゲームでしょう。

このゲームの肝はなんと言っても300枚以上あるアクションカードです。
ローゼンヴェルグの意欲が伝わってきます。
毎回のように違うゲームが出来て、こんなカードあったのかー!みたいなサプライズがありました。
日本語シールを貼るのがちょいと骨でしたが(シールを作った人はもっと骨だったでしょう)、貼り終わってゲームが出来た時は感無量でした・・・(涙


と言うのはアグリコラ発売当初の話。
その後何度かプレイしましたが欠点も多すぎます。
セットアップに時間がかかる、ラウンド終了時の処理も面倒、そしてとにかく膨大で無駄な情報量。
カードの多さがゲームの肝と書きましたが、それゆえの無駄が多すぎる。
ゲーム開始時に使うカード「大きな進歩」と「小さな進歩」と「職業」を読んで理解しなければならないのに、使うのはその5分の1程度しかない。
手番が回ってくるまでのダウンタイムも長い。
トータルで3時間以上かかる。
などなど、とにかくプレイすること自体がしんどい。
そして拙者の一番嫌いなのが、次ターンの1番手を取った人から時計回りという、上家にとってなすすべも無いルール。
しかも一度1番手を取れば永遠に取り続けることも可能。
いくら多人数ソリティアでもワーカープレイスメントに置いてこのルールは致命的欠陥だと思う。
しかしあくまでソリティアと考え、勝ち負けにこだわらず自分の得点だけ伸ばすようにプレイしていればそんな事も気にならずに楽しく遊べるし、むしろ中毒になります。(追記)


発売から5年経ちましたが、今でも人気のあるゲームです。
HJ社から日本語版が出でプレイもしやすくなり、慣れたもの同士なら1時間程度で遊ぶ事も出来るようになりました。
2013年9月には拙者自らHJの公認を得てアグリコラ世界大会予選まで開催しました。
人気が続いた要因として、プレイ前に小進歩、職業カードをドラフトする遊び方が流行したのも大きいでしょう。
これによってコンボも出来やすくなり戦略も多様になったと思います。
ゲームバランスは5人が一番良いと思います。
4人までは家族を増やすアクションが1つしかないので、職業カードの愛人や乳母、小進歩の葦の家などが強過ぎるきらいが生じます(5人プレイでも強いですが)
他プレイヤーとの絡みも強く、手番がまわってくるまでに予想外のアクションを取られてしまい得点が低くなってしまう事も良くあります。
他人がどう出るか、何をしようとしているのかを読みながら高得点を狙っていくのがこのゲームの面白い所で、時にはカードを使って出し抜くという醍醐味を味わえば、このゲームにハマるのは間違いないでしょう。(追記)


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