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ユーザー評価：9点 |
プレイ数：600回 |
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| 投稿者：月斎 | 2007/02/15 15:41 | コメント(0) | トラックバック(0) |
ルールを覚えてから数回遊んでみて、少なくとも自分なりの戦略を練る位にならないとこのゲームは楽しめません。
ランダム要素が少ないので慣れた者同志だとある程度定石が見えてきます。
勝ち方が色々あり選択肢も多く見えますが、展開によっては選択肢が1択、もしくは0択(何をやっても駄目)という厳しいものになります。
考えるのが好きな人や、やり込み型の人に向いています。
同じレベルの人同士じゃないとゲームになりませんが、それでも遊んだ満足感は得られると思います。
(以上は初めて遊んだ当初の感想です)
その後、ボードゲームで50ゲーム程度、BSWで600ゲームくらいプレイしました(勝率40%前後)ので新たに感想を書きます。
3人プレイの場合、3番手の勝率が異常に高いと思います。
4人プレイよりも出荷傾向になりがちなので、3番手の人がコーンのプラントを持ってスタートする事に起因していると思われます。
1番手と2番手の人は、少なからず3番手の人に有利になるようなプ
レイをするとそのまま突っ走ってしまうので気を配ったほうが良いでしょう。
4人プレイの場合は1,3,4番手が大体同じような勝率ですが、2
番手は悪いと思います。
3人プレイよりも建築傾向が強まる気がします。
5人プレイはそれ自体、ゲームとして無理があります。
5人だと金鉱堀のアクションタイルが2枚入りますが、この金鉱堀というのはいわゆるパス(他にやることが無い)です。
5人のうち2人パスをしなければならないゲームなんて退屈極まり
ないからね。
総括すると、基本セットでは相変わらず全く使われない建築物がいくつか存在し(拡張セットを購入すると出番が来ることがありますが)、またスタートの順番によってもかなり不公平なバランスに
なってます。
しかしながらそれは慣れたプレイヤー同士の問題なので、その域に達すれば逆に不利を覆す楽しみさえ覚えることになります。
初心者は初心者の楽しみ方、熟練者は熟練者の楽しみ方があるという事ですね。
初心者と熟練者が一緒にプレイする時は、熟練者は初心者の楽しみを奪うようなプレイは避けた方がいいでしょう。
もう嫌と言うほど遊んでいる中毒ゲームですが、万人向けでは無いと言う意味で10点満点には足りません。
(2012.4.3) |
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