古代ローマの新しいゲーム
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けがわさんの評価
ユーザー評価:9点
プレイ数:251回
投稿者:
けがわ
| 2005/07/25 01:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
古代ローマをテーマにバラエティに富んだ14のゲームがセットになっていてゲーム会などで非常に重宝する。短時間のシンプルなルールのゲームが多く、クニツィアのエッセンスを感じさせる傑作。
歴史の糸車:1-3歩進めてカードを集めていくという単純なゲームだがスコアリングのタイミングとゲーム終了の条件がこのゲームを面白くしている。ツタンカーメンの元になったと思われる。得点をシンプルにしてブントロンドとしてリメイクされている。5回ほどプレイ。
ローマ七丘:2人用カードゲームで、同じところに続けてプレイできないという縛りと裏のカードを表にするルールが効いている。14対14のタイになりやすいのが欠点。バリケードのバリアントは面白い。ショッテントッテンやタビュララサなどの原型。またクブラスギャンボル、コルドバ、としてリメイクされている。10回以上プレイ。
執政官:競り付き神経衰弱。プレイヤーによってはだれてしまうのが欠点だがエキサイティングにもなりうる。ソクラテスとはほぼ同じゲーム。2回プレイ。
元老院議員:2人用完全情報ゲーム。スライドさせていく部分が面白い。リメイクされていないゲームである。5回ほどプレイ
ハンニバル対ローマ:非常によくできた非対称2人ゲーム。のちの指輪物語:対決の元になったと思われる。50回以上プレイ。ローマの同名ゲームと少々ルールが異なるので注意。
総督(プロコンサル):このセットでは本格的なゲーム。交渉もある陣取りだがマネージメントはシビア。4人から5人が良い。5回ほどプレイ。
カエサル:多人数アブストラクトだがカードによる不完全要素もある。リメイクのフィッシュイートフィッシュよりもルールが優れていると思う。2回プレイ
スパルタクス:トリックテイキングっぽい競りゲーム。これを改良したものがオハイオで、どちらも一長一短。10回ほどプレイ。
法廷:裁判をテーマにした7人までできる交渉ゲーム。4人から7人の色々難員数で遊んだが、5人くらいが一番面白いと思う。おそらくクオバディスの元になったゲームでは? 7回ほどプレイ
カテリーナの陰謀:場に伏せられた5-6枚のカードの合計値を当てる推理ゲーム。隠れた名作で推理ゲーム好きなら一度は遊んで欲しい。シンプルなルールで比較的短時間。10回ほどプレイ。
帝国(インペリウム):10分で終わるエルグランデ。同時アクションなので軽い読みあいとリソースマネージメントが楽しめる。25回以上プレイ。ローマの同名ゲームは特殊カードがありボードも要素が多くなっている。
近衛兵:14ゲームの中で最後にプレイしたのがこれ。簡単な運試しだが、それなりに考えて作られており楽しめると思う。フロカティサーカスの原型。1回プレイ
商人(メルカトル):メディチの原型。但し6枚までカードを買え、競りは同時だし。この競りがシビアで特に6人プレイだと原価割れが必ず起こる。5回ほどプレイ。
大競技場(サーカスマキシマス):レースゲームベスト5に入るほど良くできたゲーム。完全情報である。ローマの同名ゲームはルール変更なし。5回ほどプレイ。
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