ベーシックルールのお試しプレイにつき未評価。とりあえず、最初の印象は混沌として、単純にゲームとして面白いかは個人的には疑問でした。このゲームが2006年のエッセンで話題になった理由は、今までになかった、斬新なメカニクスです。プレイヤーは宇宙の商人になり、自分の惑星で商品を作り、他の惑星と交易をすることで、得点を稼ぎます。このゲームはすべてリアルタイムでプレイヤー全員がアクションを同時に行っていきます。ただし、スピードだけを要求されるレースゲームではなくて、各プレイヤーのアクションは、1分の砂時計が完璧に落ちきらないと実行できません。つまり、各アクションを実行するには必ず1分は待たないとダメなのです。1ゲームのプレイ時間は30分と決められているので、プレイヤーはアクションを約60回(1人砂時計2個ずつ)、実行する間に、いかに効率良く得点するかを競う訳です。
実際に遊んだ感想ですが、確かにスピード勝負だけでなく、惑星のレベルアップや商品の製造するタイミングをうまくはかり(しかも、それを実時間で考慮しつつ)、効率良く作業していく必要があります。その様子はスポーツをしているようです。
ゲームはあまりにもユニークなので、かなりキワモノの部類に入ると思います。好き嫌いははっきりと分かれるでしょうが、慣れれば、十分楽めるゲームではないかと思います。これを商品化したエッゲルトシュピーレの大英断には頭が下がります。 w
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