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  コメント   りんさんの評価
  評価   ユーザー評価:8点 プレイ数:1回
投稿者:りん | 2025/01/19 21:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

雑で古いゲームだと思うのだけれど、たま~にやりたくなるゲームです。
けっこう、ボードゲームをはじめた頃に遊んだゲームなので、思い出補正も入っているかもしれません。

ホッケーの試合をやります。
カードは、3種類あります。
「オフェンス」、「ディフェンス」、「キーパー」です。
各チーム、「オフェンス3枚」、「ディフェンス3枚」、「キーパー1枚」の7枚のカードを使ってプレイします。

各プレイヤーに、7枚ずつカードを配ります。
残ったカードは、種類別に裏向けの山にしておきます。

プレイヤーは、自分の手番で次の3つのアクションができます。

1.だれかと、試合をする。
2.ドラフトする。
3.トレードする。

1.だれかと、試合をする。
他のプレーヤー1人を指定して試合をします。
試合は、カードの基本、カードの大きさの比べっこです。まあ、キーパーは常に引き分けになるとか、相手の選手を負傷させてしまうカードがあったりして、心理戦はあるけれど、結局、数が大きい方が勝ちです。

2.ドラフトする。
弱いカードばかりでは勝てません。
自分のカードのなかから、いらないカードを1枚山ふだの一番下に入れて、その山ふだの1枚上のカードをめくります。
まあ、弱い選手をすてて、

「強い選手でろ!!」

と念じて、カードを引くわけです。
ここまで聞くと、このゲーム、トランプの「戦争」と同じで引きの強い方が勝ちじゃんと思いますよねぇ(まあ、その通りなんだけど)。
でも、このゲームは、それだけでは終わらない「トレード」というおそろしい罠があるのです。

3.トレードする。
このゲームのすごいところ。
1人の人を指名して、「オフェンス」、「ディフェンス」、「キーパー」を指定して、相手のカードを引いて、そのポジションの自分のカードと交換します。
申し込まれた側は、トレードを拒否できない上に、申し込む側が出すカードは申し込む側で決めることができます。
これによって、試合をして勝ったチームがあると、そして、そこに強いカードが集中していると、試合後ドラフトの申し込みが殺到します。
はっと気づくと、自分の主力選手が、全部、相手の弱い選手と入れ替わってしまっているという……。お、おそろしい。
しかも、「キーパー」は、各チームに1人しかいませんから、絶対に1対1の交換になるのです。
そして、「キーパー」で最強の選手が、「スモー」なのです。

だから、強いチームは、ひたすらトレードが申し込まれまくります。
そして、「弱い」とばれたチームは、試合を申し込みまくられたりして、そのあたりに救済策はあんまりなくて、本当にひどいです。
まあ、負けても、相手に勝利点がつくだけで、弱体化はしないんですけどね。

ひどいことが起こると泣いちゃいそうになると悲惨なゲームになりますが、多分、ひどいひどいと大笑いしながらできれば、素敵なゲームです。

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