スノウドニア
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PHYさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:6回
投稿者:
PHY
| 2017/02/22 16:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
今となっては非常にオーソドックスなワーカープレイスメント。
テーマが炭鉱鉄道の建設(線路や駅を建築してゆく)だったり原則ワーカーは2人しかいなかったりと、どう贔屓目に見ても地味な部類です。
そんな地味な印象を持つ反面、いくつかの理由でやりこみ欲を刺激される不思議なタイトルでもあります。
その理由と思われるのが下記数点。
○「天気」の概念
ゲーム中、常に天気が移り変わってゆき、今日だけでなく明日/明後日の天気予報も見られる状態でプレイしてゆきます。
この天気により選択したアクションの実施回数や実施有無が変化するため、本作品では常に天気を気にしながらアクションしてゆくことになります。
○「3人目のワーカー」の存在
本作品では原則ワーカーは2人なのですが、資源を支払うことで「そのラウンドだけ限定」で日雇いのワーカーを雇うことができます。
このため、その存在と雇用に必要な資源の獲得状況に目を配る必要があります。
○アクション順の有利不利
各アクションは置かれたスペースによってアクション順が決定されますが、必ずしも早ければよいとも限りません。
例えば最後にアクションすると次ラウンドでスタートプレイヤーになれたり、一部建設では「完成」させたプレイヤーのみボーナス獲得できるためです。
上記の要素に加え、特殊能力やVPボーナスを獲得するためのカード獲得まで絡んで来ます。
このため、必然的に他プレイヤーの動向&意向に気を配る必要性が高く、プレイ感としてはかなり「重い」部類に入ると思いますが、この点がワーカープレイスとしては比較的珍しいのではないかと思います。
なお、本作はアグリコラ同様カードデッキを入れ替えることでプレイ感を変化させられるようになっており、基本ゲームにも2通りのカードデッキが準備されています。
加えて、追加の拡張デッキも数点発売されているため、リプレイバリューという意味でも高い作品かと思います。
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