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マハラジャ>>コメント 評価コメントリスト

  コメント   マサタカットさんの評価
  評価   ユーザー評価:9点 プレイ数:1回
投稿者:マサタカット | 2005/12/04 03:06 | コメント(0) | トラックバック(0)

マハラジャさんとかいう人はインドという国で成り上がったお偉いさんで、国中を巡って豪華な街並を眺める事が一日三度の礼拝より好きなのです。
そこで世の建築家さんたちはこぞって宮殿やお家をガッツガツ建てて、マハさんの機嫌を伺います。なぜならば、マハっちから建築家としての地位が認められるとそれ相当のお慈悲をいただけるからです。そのお金でまた建物を建てまくって・・・といった感じで、旧インド帝国の豪快な宮殿稼業を味わえるゲームです。

とにかく1ターンにできることが2つ(移動は自由)しかなく、やりたいことが制限される中でいかに効率よくお金を稼いで抜き出せるかが鍵となります。
そんな奥手の建築士達を手助けしてくれるのが付き添いのヘルパー達。こいつらはそれぞれ特権をもっていて、そいつらをこき使う事によって宮殿を安い値段で建てたり、通行料の免除を受けたり、建てた宮殿の価値が一時的に上がったりします。このヘルパー達が実に曲者で、彼らは所詮雇われの身であるせいかプレイヤー間を行ったりきたりします。この役職交換が実に良い感じで、システムのバランスを取るのに一役買っています。

ちなみに僕は宮殿を安く建てられるおっさんが好きですね。きっと行き過ぎたコストダウンとかあるんですよ裏では。検査機関も社長に脅されてたりしてね。検査機関なんかもスルーですよ。だって今マスコミはこの話題で絶好調ですからね。僕だって言ってみたかっただけですよ。

そうそう、マハラジャが訪問する街の順番もチャート状になっていてある程度の予測はできるんですが、全員共通の選択肢として訪問順を変えさせるようなものもあるためそうはうまい事も行きません。
建築士という身分にも関わらず、マハラジャご一行様の巡行スケジュールを変える程の権限が標準装備されているのです。すげーな建築士。

まあそんな感じで、ゲームを通じて段階的に豪華になっていくボードを見ているだけでも楽しいです。宮殿バンザイ!

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