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  コメント   ひろぴさんの評価
  評価   ユーザー評価:8点 プレイ数:1回
投稿者:ひろぴ | 2014/11/27 16:38 | コメント(0) | トラックバック(0)

変則的なエリアマジョリティ。

エリアを表したモジュラータイル6枚を円状に並べて、その一つに王様駒を置いてスタート。

全5ラウンドで、各ラウンド終了時に特定のエリアでマジョリティによる決算があるが、ゲームスタートの時点で、どのラウンドにどのエリアで決算があるかはある程度明らかになっている。

手番ではこれを見越して駒を配置していく。

手番でできることは駒の補充か配置かの2択。駒の補充を選ぶと次のラウンドの手番順が早くなり、配置を選ぶと遅くなるようなシステムになっている。

駒の補充はエルグランデ方式でまず全体ストックから手元に持ってくるのだが、特徴的なのは駒の配置の方。

各エリアには駒を配置するためのマスが3~5個あるが、王様駒と離れたエリアに配置しようとすると、そのエリアまでの移動コストをやはり駒で払わなければならない。

コストとして払った駒はマンカラのように、王様駒を起点として時計回りに通過したエリアに1つずつ置いていく。ラウンドの最後に王様駒が時計回りに移動するが、この時通ったエリアに置かれた(コストとして支払った)駒が再度手元に戻ってくるという仕組み。

このほか、駒の配置でも補充でも、その場所に置かれた特殊タイルを獲得するので、どのタイルが置かれたマスを選ぶのかも重要になってくる。

シンプルな見かけに反して、要素はてんこ盛り。

ちょっと他には類似ゲームを思いつかないようなプレイ感なので、一度はやってみる価値があると思う。

今のところ、今年のマイベストエッセンゲーム。

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