七王国の玉座 ボードゲーム 第2版
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ひろぴさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:1回
投稿者:
ひろぴ
| 2014/06/17 13:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
ウォーゲームとモダンユーロのハイブリッド。「ディプロマシー」のモダンユーロ的解釈とも言えるが、プレイ感としては、「将軍」をもっと精巧にした感じ。
自分の支配する領地ごとに、5種類各2枚ずつあるアクションマーカーを全員が同時に裏向きに配置し、その後それをすべて表向け、アクションの優先順かつ手番順に処理していく。
戦闘処理はダイスを使わず、攻撃側と防御側それぞれの戦力を算出した上で、カードを1枚ずつ出し合い、その値を加えて最終的に決するという点が特徴的。
戦闘では隣接した領地に支援アクションがプロットされていた場合、それも戦力に影響してくるので、それらも見据えたアクションの選択はかなり悩ましい。
このようなアクションの同時プロットを軸に、これを支える手番順、戦力が同値の場合の優劣判定、追加アクショントークンの使用枚数、部隊編成の4つのパラメータの使い方やそれを決めるためのシステム等は、今の基準に照らしてもモダンユーロ的で実に洗練されている。
ファンタジー小説がモデルということで敬遠されがちだが、その実は3~4時間で収束するマルチゲーの最優等生。
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