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Sugar Pie Guyさんの評価
ユーザー評価:10点
プレイ数:0回
投稿者:
Sugar Pie Guy
| 2014/02/23 11:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
ロンデルを使わないマック・ゲルツ作品だが、プレイしてみると似
た味わいがある。
ロンデルゲームは「ロンデルの各マスの効果を理解すること」がル
ールの殆どだが、このゲームは「カードの効果を理解すること」が
ルールの殆ど。
デッキ構築のゲームだが、手札枚数の上限がなくいつでも任意のカ
ードをプレイできる。
しかし、カード構成はシンプルでデッキ枚数が増えても煩雑には
ならない。
ゲーム開始時、各都市の生産物がランダムで決定されるが、それも
準備数の使いきりで何かの生産物の増減があるわけではない。
また購入できるカードもすべて使いきり。
最近はこうした条件をランダムで変えることで、毎回の展開に変化
を持たせるゲームが多いが、敢えてそれを取らなかったところに作
者の決意と自信を感じる。
総合して、見かけに反しシンプルに徹した無駄のないゲーム。
同作者の「ナヴィガドール」や「インペリアル」ほどのインパクト
はなく「古代」に似た雰囲気だが、プレイの手軽さ楽しさではそれ
らをしのいでいるのではないか。
難点は、自分がどれくら得点しているのか、どの方向で得点を進め
るべきなのかが分かり辛いこと。
そのためのエイドとして獲得都市数や神のご加護を把握できるプレ
イシートを自作して遊んでいる(ファイル公開します)。
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