ナヴェガドール
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:5点
プレイ数:1回
投稿者:
シミーズ
| 2012/07/23 18:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
現代風のなめらかプリン的なゲーム。
リスボンから喜望峰をまわって、インド、長崎までの海洋図。
ロンデルがコンパスのイメージで、コンポーネントに雰囲気があ
る。
ゲルツのロンデルに特長的な、3マス先までなら無料だがその先は1
歩ごとにコストがかかる、だから基本的にはむこう3マスのなかで
アクションを選ぶ、これがダウンタイムの軽減につながってサクサ
ク。各アクションはシンプルに成り立っていて、わかりにくいとい
うことはない。ストレスなく遊べるという寸法だ。
しかしわたしには丸すぎるゲームで、最終得点となる特権タイルと
それが指示するものの掛け合わせがほとんどすべてのリソースにか
かっているため、いわゆる、どこからでも得点できるゲームになっ
ている。
そうなると、どこへ傾けるか、だけの話であり、その解は他プレイ
ヤーとかぶらないようにすること。
プレイヤーが戦略を編み出すのではなく、ゲームの側でわかりやす
い形で用意している・・
わたしはこのあたりに魅力を感じなかった。
また、売買でも他プレイヤーの売った買ったで相場が変動するた
め、タイミングと商品の持ち方が重要なのであるが、これがなんと
もコントロールしにくい。
手番では(考え方だとは思うが)1点2点を積んでいく地味さで、ゲー
ム全体の手数が多いだけに気に入らない。
これがゲーマーズゲームなのかはちょっと留保したいが、ゲーマー
ズゲームであれば煎餅のような歯ごたえを求めたいところだ。
これは現代風のなめらかプリン。丸くてツルリンとしている。
ところで、この箱絵にいるエンリケ王子はサクライショーイチにし
かみえない。「仕事」のゲームだったらよかった。
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