アフリカーナ
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:7点
プレイ数:3回
投稿者:
シミーズ
| 2012/07/23 17:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
幻のアフリカ。
ヨーロッパ諸国の調査団が、アフリカを巡り工芸品を採集する・・
ボードゲームにおいてテーマは二次的なものだと考えているわたし
だが、このテーマにはやられた。
手番でやることはシンプルで、2枚補充するか、移動するか、冒険
カードを買うか。冒険カードには目的地が書かれており、そこへた
どり着けば得点/お金になる。一方、共通の場札として探検カード
があり、これには出発地と目的地が書かれている。出発地にいくこ
とでその探検に参加し、早い者勝ちで目的地についた人が点数/お
金を得る。
基本的にはカードを引いて、冒険カードを買って、場に出ている探
検カードをみながら効率よく目的地へ移動することになるわけだ
が、ここで出発地にいくだけ(探検に参加するだけ)でお金やカー
ドがもらえるというルールが非常にうまく効いており、多くのチェ
ックポイントを選べるおもしろいオリエンテーリングゲームになっ
ている。
全体のルールはまとまっており手続きはスムーズなのだが、ボーナ
ス点やジョーカーなど、バランス調整のためだろう付随ルールがと
ってつけた感で残念。
また、はじめての人(でアフリカに造詣のない人)にとってはゲー
ムボードの都市名探しに時間がかかる。
ハンザよろしく手番の直前でガラリと状況が変わる類のゲームだか
ら、余計にダウンタイムがかかってしまう。
いよいよゲームに慣れても、戦略の幅はなく、多くはカード運に左
右されてしまうため、ちょっと微妙な立ち位置にあるゲームだ。
しかしそれでもなおひきつけてやまないのは、ティンブクトゥから
カイロをとおり、セレンゲティへ至る、そのむこうにはザンジバル
があり・・
という、様々なゲームに学んだ名前(そしてシャハトに関連する名
前)によるところが大きいだろうか。
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