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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:1回
投稿者:ストーンR | 2011/07/04 11:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
キー・シリーズの第6弾。キーダムの街を舞台に、市場で農作物や家畜を売買し
て、ギルドに人を送り込み、その特権を駆使することで、お金持ちになろう!と
いう拡大生産型のゲームです。
ゲームデザイナーはこれまでのシリーズとは違い、リチャード・ブリーズではあ
りません。けれども、ブリーズが創造した世界観をデビッド・ブレーンは忠実な
までに継承しています。デビッド・ブレーンは、これまでの幾つかのキー・シ
リーズにテスト・プレイヤーとして参加してきました。
濃厚なメカニズムを持つゲームだけに、ルールの把握には苦労させられます。
全部で12枚あるギルドのタイルには、その効果の説明がテキストで記載されてい
ます。この言語依存の壁が敷居を高くしています。けれども、日本語化すること
でスムーズにプレイできるようになります。
農作業フェイズと取引日フェイズのギルドアクションの内容が重複している部分
と、異なるアクションが混在していることも混乱を招く原因のようです。これ
も、日本語のルールサマリーも作成しておくことで、ルール理解の手助けになり
ます。
それでも、ルールと使用するギルドの効果を丁寧に説明していたら、1時間15分
も要してしまいました。
ギルドにおけるレベルアップ・システム、労働者を引退させて老人ホーム(領主の
家)に囲い込むことで得点が得られる仕組みが斬新で、季節や天候、地形が農作物
の収穫量に影響を与えるところも良くできています。
実プレイには3時間を要しました。ゲーマーズ・ゲームなだけに、間違っても気軽
に遊べるゲームではないのですが、戦略性は豊で満足感も大きかったです。リプ
レイしたくなるような工夫も随所に散りばめられています。
資源や贅沢品の木製コマが、それぞれの形に作られているところは、イメージも
掴みやすく凝っているのですが、安っぽい合板で、ボロボロと崩れたり、割れた
りします。お馴染みのジュリエットによる独特なアートワークは好みなのです
が、視認性を悪くしているのは否めません。コンポーネントを広げるテーブルス
ペースも結構必要になります。
900個の限定生産品とのことです。
◎マイ・キーシリーズ・ランキング
ウッド > タウン > マーケット > ハーベスト > ダム > セドラル
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