花火と生け花
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:6点
プレイ数:2回
投稿者:
シミーズ
| 2011/05/02 11:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
【花火のみ】
協力型ドメモ。
ドメモに似た感じだということと、協力ゲームの奉行問題を
解決しているというのは、まさにその通りなので割愛。
アートワークも良く、全体としてはなかなか面白かった。
だが、ヒントがワンパターン化するという意見には
全面的に賛成で、一見クリエイティブなヒントを出せるように思っ
たが、それほどヒントのバリエーションはない。
それで、どうも私にはゲームが粗いように思える。
ゲームの目的がうやむやにされているということ、
プレイヤー間に哲学の共有がなければヒントは素通りしカオス状態
になるということ、言い方/表情がヒントになってしまうというこ
と・・
これらに加え、こういうシンプルなゲームはバランスが重要だと思
うが、
どうだろうか、結局は山札のめぐりと指運じゃないかという気がす
る。25点を取ってもいないのに、偉そうで恐縮だが・・。
山札にどういった順番でカードがねているか、
なにか捨てざるを得ない時どのカードを選ぶか、
この二つの運命がゲームの成り行きに大きく影響しており、
理攻めのゲームにあっては気にいらない。
たとえば、今は2枚ある安全なカードが、
山札に深いために実はキーカードでした、
というパターンが大いにあって、この影響は大きい。
また、捨てざるを得ない状況下で、
どのカードを選ぶのか?これが結構指運になっていることが多い。
では粗いのを今度は容認し、
そういった指運からのハラハラ→アチャー!
という心の笑いがあるかと思いきや、どちらかといえば
それまでの過程が理論組立だったためだろう、
むしろ不幸な事故に瓦解されシニカルな笑いになってしまう印象が
ある。
大味なゲームだし、表情や言い方を是正するために、
ビッディングカードやらスクリーンやらを
持ち出したら一気につまらなくなるだろうことを考えると、
私は全面的にパーティーゲームにしてしまった方がいいんじゃない
かと思う。
なにやら製品版が出るらしいが、アップデートを期待したい。
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