エアライン ヨーロッパ
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togtogさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:12回
投稿者:togtog | 2011/04/30 03:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
ユニオンパシフィックのリメイク。
前作からどう変わったかを中心に書くことにする。尚、更にその前の
無印エアラインズは未プレイ。
【改良点】
・視認性が良くなった
前作は誰もが口を揃えて視認性が最悪と評価していた。
今作では視認性はかなり良くなった。会社トラックも非常に使いやす
い。失った物もあるがそれは後述。
ただ、今作でも赤とオレンジのコマ、白と灰の株が見分けにくいとい
う問題はあるが。
・決算時の株式市場クリア
前作も今作も不要株で株式市場が埋まり、場が膠着することが時々発
生する。だが、今作では決算発生時に株式市場の株がクリアされるよ
うになった。
・アバクス航空株の扱い
前作のユニオンパシフィック株は、まず全員でかき集めて、ユニオン
パシフィック株が切れてからゲームスタートという展開になることが
多かった。
というか、自分がプレイした時は毎回そういう展開で、不要株の変換
という機能はほぼ働いていなかった。
今作のアバクス航空株(ユニオンパシフィック株相当)は、他の株券と
同じ方法では取得できなくなっており、更に不要株からの変換もそれ
だけのために1手番消費するようになっており、入手が難しくなってい
る。だが、強さは相変わらず、むしろ強化されているようにも感じ
る。良い調整だと思う。
【改悪点】
・線路の廃止とお金の概念の導入
線路カードを廃止したことで視認性は格段に向上した。ここまでは良
い。その代わり、頻繁にお金のやり取りを行うため、処理が煩雑にな
った。紙幣の質も悪い。コンポーネントは全体的に良質だが、紙幣は
悪い。可能ならポーカーチップなどで代用した方が良い。所持金は公
開なので、その方が都合が良い。路線拡張に費やした金額分、会社の
価値が上がるのは面白いのだが。
また、線路の種類が無くなったことで、会社の個性が薄くなった。株
券・コマの数や目的地の設定で個性を出してはいるが、前作に比べる
と薄いと言える。
・航路に余裕がある
5人プレイで全航空会社が登場していても、普通にやってると航路が埋
まって拡張できないという事態はあまり起こらなかった。4人以下だと
余裕がありすぎになるのではないだろうか。でも5人プレイで誰も拡張
しない会社があったりするので大差は無いかも。しかし、会社の発展
を意識して遠隔地への航路を取り合う展開になると結構変わってくる
こともある。完全に詰むことはあまり無いが。
・プレイ可能人数の減少
6→5になった。環境によっては致命的な差かもしれないし(6人で集ま
ることが多いとか)どうでもいい差かもしれない。GEEKでは6人プレイ
は推奨されてないし。
【改良とも改悪とも言い難い】
・決算の発生タイミング
決算カードが仕込まれる位置がほぼ固定である。計算しやすくなっ
た、計画を立てやすくなったとも言えるし、緊張感が薄れたとも言え
る。良いとも悪いとも言えない。
こんな感じである。自分は今作の方が好みだけど、ユニオンパシフィ
ックを持っているなら、熱狂的ムーンファン以外買わなくていいかも
しれない。そうでないなら買う価値有り。とにかく、やる機会がある
ならプレイしてほしい。
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