エルゴ
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:1点
プレイ数:1回
投稿者:
シミーズ
| 2011/04/26 13:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
ゲームとは何か?という問題を考えさせる今世紀最大の問題作。
・・ちょっと言い過ぎたけれども、そのぐらいのインパクトはあ
る。
まず、そもそも論理学がわかっていないと
ゲームにならないというのはどうなんだろうか。
たしかに言葉がわからなければワードゲームはできないし、
ある程度の計算力もゲームには必要だ。
が、しかし。
論理学が必要なゲームというのはすごい。
ルールを読めばまあプレイできるかもしれないし、
エデュケーショナルゲームだと言われれば、それはそうなのだが。
タイトル「エルゴ」は、
「コギト・エルゴ・スム」 のそれであり、「ゆえに」。
これは自分の存在を証明する論理学ゲームである。
「自分が存在する」という命題A-Dのカードに、
NOT、AND、THENなどをあわせて論理式をつくる。
自分の存在が証明されている状態で「エルゴ」カードを
出せば得点だ。
ルールはシンプルだが、存在が否定されているかどうかは
論理学のルールによる。
それからカードがどんどん場に出されるため、
拡散指向にあるデザイン。放っておくとまったく収束しない。
混乱の中、プレイヤーたちは議論をはじめる。
プレイすれば、勝ち負けよりも、
議論こそがゲームの本質だと感じるのは間違いないように思う。
ならば数学の教科書を読むのと何が違うのか。
けがわさんの言うとおり、これはアクティビティである。
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