アベ カエサル
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ikangaaさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:20回
投稿者:
ikangaa
| 2004/04/18 23:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
皇帝カエサル主催の戦車競争に勝ち抜くゲーム。
ゲーム中やることは、手持ちカードを1枚出して、書かれた数字の分だけ自分の戦車を進めるだけ。しかし、コースをふさぐ進路妨害が全面的に認められており、ライバルの鼻先をうまくおさえつけて、前に出さないようにして走るのが競争に勝つコツだ。
もっとも、進路をふさがれてもコースの外側から強引に抜きにかかればいいのだが……あまり大回りばかりしていると、最後にカードがなくなってしまい、ゴール手前でゲームオーバーとなってしまう。また、レース途中で、皇帝が見守るVIP席(ピットロード)の前で「アベ・カエサル!」と皇帝に敬礼しなければならない。これをおこたると不敬罪とされてしまい、たとえ完走してもゲームオーバー扱いとされてしまう。そのため、ピットロード手前の最終コーナーの入り口では、熾烈なライン取り勝負がくりひろげられる。
このゲームを楽しむコツ(勝つためのコツではない)は、
1:どんなに悪質な進路妨害でも笑って許す
2:万が一、レース途中で完走が見込めなくなったら、
復讐の鬼と化して道連れを増やすべく最後まで努力する
であろうか。
たとえ途中で負けが確定しても、その後の努力いかんでは全員失格にまでもっていけることもある。あきらめるな!
戦車競争の名のもとに、和気あいあいと首の絞め合いをするというこのゲーム。変に情けをかけて妨害をゆるくしてあげるよりも、徹底的に妨害しまくって失格に追い込んであげる方が、かえって場も笑いに包まれるものかもしれない。同時に遊べる人数も多め(6人までプレイ可能)なため、ノリ重視のパーティゲームとして遊んでみるのを私は強くオススメしておく。
P.S.
私自身がずっと遊んできたルールでは、しょっちゅう失格者が出て完走できただけでもかなりの勇者、というバイオレンスなテイストだったのだが、別の人に聞いたルールでは、妨害によって脚が遅れはするものの、そうそう落車(失格)にはならない、といういかにもドイツゲームなテイストになっていた。日本語訳なしで、マニュアルの絵だけを見て、てきとうにルールを想像して遊んでいたのがどうもよくなかったようである。
つまり、上記のレビューは完全にウソのゲームのレビューということになる(笑)
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