黒将軍
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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:7点
プレイ数:6回
投稿者:ストーンR | 2011/02/25 01:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
今から30年以上も前に販売された国産のレガシー的存在の2人用ゲームです。
小さな箱には1人分9個のコマ入っています。これが2セットないと遊べませ
ん。専用のボードはなく、将棋盤を利用します。
「軍人将棋」のように、相手には自分のコマを見せないように立てて配置しま
す。相手の「キング」を取ったら勝利です。
正体を表すまでは、全てのコマは「キング」と同じ動きをします。つまりどの方
向に対しても1マスだけ移動できるわけです。相手のコマと同じマスに入った
ら、そのコマを取り除きます。(取り捨て)
コマの中には、「ルーク(飛車)」や「ビショップ(角)」や「ナイト(L字に
移動)」の動きをするコマがあって、これらは正体を表すことで、その動きをしま
す。一度正体を表したら、固有の動きしかできなくなります。
「軍人将棋」に似た感覚ですが、このゲームには第三者による審判は必要ありま
せん。クニツィアの「指輪物語・対決」にも見られるシステムで、それでいてラ
ンドルフの「ガイスター」のようなブラフの要素もあります。
6×6マスのボードで遊ぶことで、短時間で勝負を決することができ、より楽しめ
ます。隠れた傑作で、とても面白く、埋もれるにはあまりにも惜しいゲームで
す。
発売元は、主にマジック用品を販売しているメーカーで、社長の赤沼敏夫氏らが
中心となってデザインしたとのこと。正確な発売年は不詳です。
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