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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:1点
プレイ数:1回
投稿者:ストーンR | 2011/01/04 01:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
マーティン・ウォーレスがアメリカ大統領選挙をテーマにデザインしたゲームで
す。
手番プレイヤーはボードの周囲に並べた10枚のカードから1枚を選び、その
カードを処理します。資金を獲得できるカード、誠実ポイントを使った競りでコ
マを獲得できるカード、資金で握り競りを行いボードの特定エリアにコマを配置
できるカードなどがあります。ゲーム終了時にはボードの各エリアごとにコマが
より多い人が、より多くの勝利点を獲得できます。このゲームが面白いところ
は、コマが同数の場合には互いに打ち消し合って、そのエリアからコマを撤退さ
せなければならないところです。
ブラックメール(脅迫状)やジャーナリストカードが山札からめくられると、資
金や誠実ポイントを支払わなければ、スケルトン(スキャンダル)カードをめ
くって受け取らなければなりません。このカードは、そのプレイヤーに良くない
ことが大体起こるもので、できれば受け取りたくないものです。そして、このス
ケルトン(スキャンダル)カードをひとりのプレイヤーが4枚受け取ってしまう
とゲームが終了してしまいます。 (終了条件は他にもありますが‥‥)
このルールがあるために、プレイヤーが意図的にゲームを終了させることができ
ます。実際に私がプレイした際に、勝つ見込みのないプレイヤーが自爆してゲー
ムエンドさせてしまいました。自分が勝つ可能性がないからといって、ゲームを
放棄させてしまう姿勢は、ゲーマーというよりも人間としていかがなものでしょ
うか?
ルール的にいくら可能なだったとはいえ、消化不良なまま終了を余儀なくされ
て、とても残念な思いをしました。 これは遊ぶ相手が悪すぎました;。
資金や誠実ポイントはカツカツなのはウォーレスらしい反面、全体的にはアメリ
カンで大味な展開になりやすく、緻密さが感じられないゲームでした。 しばらく
時間を置いて、また遊んでみたい‥‥かも。
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