国富論
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けがわさんの評価
ユーザー評価:4点
プレイ数:1回
投稿者:
けがわ
| 2010/12/25 11:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
交渉を含んだ拡大再生産の完全情報ゲーム。全体的なアイディアは悪くないが、交渉がメインなのでどうしても長くなる。ボードの陣取り的な部分は緩いので要らない要素にも感じる(テーマとしても、この陣取りが何を表しているのかが分かりずらい)。
一番の不満点は初期セットアップでタイルやらお金やらリソースやらをセットでドラフトしていくところ。これが非常に人工的である。自由度の高さを売りにするのなら、このあたりはどうにかならなかったのだろうか? あと生産するものを極端に変更することはできないので、最初の3分の1くらいでゲームが見えてしまっている感じがある。不自由さを感じる。マーケットのシステムは、パルミラや電力会社を発展させたもので好きなシステムなのだが、これに交渉が入るので長くなる。いっそのこと、書かれている売値と買値の中間値(相場)だけでしか交渉できないなどとした方がゲームはスピードアップすると思う。あるいは、売値と買値の幅が狭いので、これをもっと広げるとか。
とにかく思っていたよりもずっと閉塞感のある交渉ゲームでした。
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