シュティッヒルン
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マクベスさんの評価
ユーザー評価:4点
プレイ数:6回
投稿者:
マクベス大佐
| 2010/10/11 02:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
失点を押し付けあうタイプのトリックテイキングゲーム。メイフォローという、各回の最初にカードを出すカードに対し、色を合わせるの必要がないというちょっと変わったシステムを採用している。
メイフォローのシステムを十二分に活かすような最強カードの決まり方もよくできており、適度な自由性と制約との折り合いが美しく、常に出すカードを慎重に選ぶ必要がある。
失点の制度も納得がいくようにできており、押し付けるのが難しい高数値のカードほど高いのは良いですね。失点カードを決める際のカードですら失点になるので、非常に悩ましいです。
ゲーム中は攻撃に回るのか守備に回るのかの分かりやすいジレンマがあり、終始悩ましいゲームになっている。どちらかを偏って行うと、相手を攻撃できないか、自信の守りが甘くなってしまい良いバランスだと感じます。トリックテイキングほぼ全般に言えることだが、手札運が強いのが気になるところ。でも配られたカードをどう捌くのかも決して実力のバランスもほどほどに出るし、これは傑作の予感を感じます。
気になるのはトリックテイキングゲーム特有のある程度最適解が存在することと、ゲームのテーマ性の無さが非ゲーマーの受けが悪いことですね。
手札運が悪いとどうしようもないのはトリックテイキング共通の難点ですね。大概のトリックテイキングゲームでは回数をこなしてトータルスコアを競うことを推奨していますが、それも最適解の色は決して弱くないゲームなだけにあまり好みではありません。
手札をどう使っていくのか考えるのは楽しいけど、だいたいは場のカードに左右されてしまうきらいがあり、トリックテイキングゲーム自体があまり好きではありません。
トリックテイキングに関しては僕は苦手だが、このゲームはトリックテイキングゲームとしては今のところ一番の出来かなと思う。3人がベストらしいので機会があれば遊んでもいいかなと思います。
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