旗源平
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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:5点
プレイ数:1回
投稿者:ストーンR | 2010/10/07 00:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
石川県金沢市に古くから伝承するゲームで、源氏と平氏の2つの陣営に分れての
チーム戦で、相手チームの旗を奪い合います。
遊ぼうと思えば、何人でも参加できてしまうところが凄く、勝敗は、ただ6面ダ
イスを2個を振って、その出目に従って相手の旗を奪います。だから戦略も何も
ない運ゲーだったりします。でも、これが盛り上がるから不思議です。
チームの期待に応えられるような出目が出たら、拍手喝采でヒーローです。
それぞれの出目に対しては、固有の呼称があります。例えばピンゾロ(1・1)
だと「ちんちんかもかも(男女が仲睦まじいことの意)」とか、中には相手チー
ムの中旗を返さなければならない、「死に(しのに)」(2・4)などというよ
くない出目もあったりするのです。5と1が出ると、加賀藩主前田家の家紋の梅
鉢に似ているということで、「梅が一(うめがいち)」と呼ばれ相手の中旗が取
れる良い目です。
いつ頃、考案されたゲームなのか定かではありませんが、江戸時代中期には存在
していたようです。現在でも石川県金沢市には源平町という地名が残されていま
すし、富山県と石川県の県境では、木曽義仲軍が平維盛軍を撃退した倶利伽羅峠
(くりからとうげ)の戦いの地など、源平合戦のゆかりから、この遊戯が生まれたの
かも知れません。
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