バンダ>>コメント 評価コメントリスト     condaさんの評価     ユーザー評価：6点 プレイ数：3回 投稿者：conda | 2010/07/13 16:56 | コメント(0) | トラックバック(0) ○月×日、都内某所。 友人宅ゲーム倉庫にて、緑色のものを見つける。 念のため、外宇宙から来たものではなさそうだ。 「コレ何スか?」 「あー、キミ好きだったよね、ランドルフ」 箱には旧ラベンスバーガーのマーク。オットーメイヤーである。 「・・・トラベル版スね、2人用の」 「そうそう、そういやキミ、アレ好きだったでしょ、ペニスエレク ション」 「は?(怒)」 「やだなあ、ペニスイレクションだよ、ランドルフの」 どうやらベニスコネクションのことを言っているらしい、が無視し て続ける。 「・・・アレみたいなゲームっスか?コレ」 「コレ1973年だから、ベニコネの実に23年前に、原型が存在したん だねー、ていうかアレただの焼き直しだよ」 明らかな挑発。ただ興味深い事実であることも否定できない。 「え、ちょっとやってみません?」 ・・・・10分後。 これは・・・確かにベニスコネクションだ。 というか、ベニスコネクションが宝飾店に並ぶ3カラットオーバー のダイヤなら、これはまだ採掘場あたりの巨大な原石といったとこ ろである。 ボクは動揺していた、つかオマエただ原石言いたいだけなんちゃう んかと。 ベニコネ同様、ガチのアブストラクト。 1973年なら間違いなくオシャレだったであろうその外観、そのシス テム。ランドルフらしさやゲームの方向性は変わっていない。ルー ルもほぼ一緒。 違いは、1手番におけるタイル数が最大5枚であること、また路線を 分岐させるタイルや、Uターンさせるタイルが混じっていることだ ろうか。ボードというシバリが与えられていることも、「インポッ シブル」宣言を戦略的にしている気がする。 あのシンプルなゲームが、十分複雑化している。ベニコネの洗練度 はわかるが、あの味気なさが気になるなら、このバンダまで戻って みる価値はあるだろう。 ボクが唸っていると、友人が言った。 「ベニコネがイエローキャブの乳ドルならさあ、バンダはミス餅つ き娘って感じだね、名前はアフリカ娘だけどね、”アフリカの少女 バンダ”(笑)」 あの・・・何をゆっとるんですか?(怒 ゲームの雰囲気 6/10 ルールの洗練度 6/10 テーマとのマッチング 6/10 インタラクション 7/10 プレイアビリティ 8/10     この投稿へのトラックバックURL 14206