ハンザ テウトニカ
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シミーズさんの評価
ユーザー評価:5点
プレイ数:1回
投稿者:
シミーズ
| 2010/06/08 18:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
アメリカンなドイツゲーム。
自分のことよりも他プレイヤーを絞ることに重きを置くのが
ドイツゲームっぽい印象で、
あまり他プレイヤーのことを考えずに(ソロプレイとも違うけれ
ど)プレイしていくのがアメリカンだという印象がある。
もしくはかなり直接的な干渉があるとアメリカンだという感じがあ
る。
さてこのゲームは(私にとっては)立ち位置が難しく、
どうプレイしたらいいか、意外と迷ってしまって評価が割れている
のではないかと思う。
前回プレイした際には、ドイツ流に絞ってプレイしていた。
そのためゲームは膠着して長時間化したのだが、
どうもいろいろなレポートを読むと割と短時間で終わることが多そ
うだ。
それをうけて私も少し考えてみたのだが、
結局このゲームは、他プレイヤーを絞るよりも好き勝手プレイする
ようなゲーム、すなわちアメリカンに振舞うゲームなのではなかろ
うか(もちろん時と場合によって然るべきだが)。
たとえばある路線が残り1つで完成するとして、
そこへ半ばお邪魔的に配置するとしよう。
無論、排除してもらって隣接路線への2コ配置を目的ともしている
が、これは効率的かといえば場合によると言わざるを得ないし、
非効率なことが多い気がする。
そもそも排除する側のプレイヤーに決定権が委ねられるため、
なんとも判断しにくい。
また他プレイヤーに得点が入るから・・
というのもあまり考えることなくプレイしていった方が
いいんじゃないかと思う。
とはいえこれらすべては私の「なんとなく」でしかないので
あしからず。
そういったわけで次回は是非ともアメリカンな感じでプレイ
したいゲームなのだけれど、なかなかやる機会がない。
ゲームの感じとしては、とにかくコンポーネントがシンプルなのは
素晴らしいが、そのかわりにボードに様々な要素があるし覚えてお
くことも多い。ちょっと美しいとはいえない。
感触も類型的なステータス管理ゲームのそれで、
全体的に戦略を練っているはずが、
どうも局所的なそれを繰り返すような感じがある。
ダイナミスムが、最初に抱く印象より薄いということがその理由だ
ろうか。
また、例によって誰が勝っているのかよくわからず、
考えてみるとダウンタイムが長い。このあたりはマイナス。
今のところ欲望の赴くままにステータスをあげて喜ぶゲームのよう
にしか感じない。
しかし、アメリカのみならず、ドイツでも結構評判がいいわけだか
ら、これは何かあるのではないかと思っている。
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