武士道
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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:7点
プレイ数:1回
投稿者:ストーンR | 2010/01/31 00:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
日本の戦国時代が舞台となっていますが、舶来物だけに、大名、武士、侍、先生、旗
本、芸者といった階級や役職が、私たち日本人から見るとチグハグでおかしなことに
なっています。
それは目を瞑るとしても、フェイズが12もあって、戦闘解決も複雑な印象を受けま
す。実際にプレイしてみると、その戦闘もじゃんけんの構造で、そう難しいものでは
ないのですが、ルール説明には軽く1時間を要するので、ちょっと嫌になります。
手番プレイヤーは大名となって、他のプレイヤーに役割を割り振ります。
これが独特で、大名が隣国を侵略するために送り込んだ兵を侍を担当するプレイヤー
が攻撃側として指揮をとります。攻め込まれる防御側は武士という役割になります。
侍は、大名の利権獲得のために、自分の経済力を使用しなければならず、見返りに侍
名誉ポイントを受け取ります。もしも戦闘で武士に敗れることがあれば、先生を担当
するプレイヤーから糾弾されて、切腹を賜ることにもなりかねません。
侍名誉ポイントは勝利点ではなく、大名は勝利点であるところの大名名誉ポイントを
獲得します。
この役職の綾がゲームの流れを形成していきます。重要なのは、手番プレイヤーであ
る大名がその割り振りを決めるところです。
手番が終わると、今度は右隣のプレイヤーのが大名となって手番を行います。
この構造を理解するに少し骨が折れますが、これまでにない感覚で斬新です。
そして、一見バカゲーかと思いきや、割としっかりとした骨格のゲームであり、初期
配置が完全に運任せでありながら、それぞれ特徴があるところも面白いです。
茶会では、侍名誉ポイントの半分を大名名誉ポイントに変換することもできます。た
だし、この茶会には他のプレイヤーの参加が必須で、断られると逆に大名名誉ポイン
トを減らすことになります。
4人プレイで約2時間ぐらいかかりました。ゲームは5人までプレイでき、新たに旗
本という役割が入ってきます。そうなったら確実にプレイ時間は伸びて、冗長な展開
になってしまうかも知れません。4人プレイで、このゲームの面白さが充分に味わえ
ます。
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