プラネット スチーム
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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:8点
プレイ数:1回
投稿者:ストーンR | 2010/01/25 12:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
2415年の惑星スチームを舞台に、噴出する蒸気から資源を精製し、マーケットで売
買する、開拓型リソース・マネジメント・ゲームです。
ボックスが他のゲームの中でも群を抜く巨大さ(縦58.5センチ/横29センチ/高さ
10.5センチ)で、容易に持ち運べないものの、かなりやり応えのあるゲームに仕上
がっています。
よくある重量級のゲームがそうであるように、このゲームも開始早々、手番順を決め
る競りからスタートします。手番が早い程、早い者勝ちで行動できる利点があります
が、各番手ごとにスペシャリストの特権が付加されており、この選択も悩ましくなっ
ています。
「相場師」はシャフト(採掘現場)を指定して競りを行います。自分がそのシャフトを
落札した場合には、支払いの半額が免除されるという特権があるため、基本的には
「相場師」を担当するプレイヤーが落札する展開になり易いでしょう。それだけに他
のプレイヤーは、安値で落札させるのを防ぐため、値を釣り上げるべく頑張ることに
なります。
自分のプラットホーム同士が隣接して、同じ資源を精製する場合、もう1つ追加で資
源を獲得できるシナジー効果が発生します。そのため開拓地であるシャフトの取り方
も重要になってきます。
ところが、自分の希望する場所にプラットホームを建設できるかどうかは、確率1/
2のダイス判定です。これは賛否の分かれるところだとは思いますが、展開を変化さ
せる面白さにもなっています。
プラットフォームにタンクを設置しないことには資源も生産されません。「水」以外
の資源を生産するには、さらにオプションパーツが必要です。これらは現金が購入し
ます。
資源が産出できても、宇宙船の積載量に制限があります。超過分は捨てなくてはなり
ません。ですから、宇宙船のグレードアップも考えなければなりません。
ゲーム終了まで続くカツカツな状態は、マゾヒズムなプレイヤーにはたまらない喜び
になるのでしょうし、これがこのゲームの面白さの本質なんだと思います。
ルールや手順は難しいものではありませんが、サマリーシートを作成しておけば、進
行もよりスムーズになります。
マックス5人で、セットアップとルール説明に1時間、プレイに3時間を要しまし
た。
拡張カードは、雑誌「シュピールボックス」の付録にもなっていて、エッセン・シュ
ピール\\\'09でも無料配布されていました。
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