コロレット
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夜風さんの評価
ユーザー評価:9点
プレイ数:14回
投稿者:
夜風
| 2010/01/23 20:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
山からカードを引いて引いて場のいずれかの列に置く、
または、列のカードを全て取りそのターンを抜ける。
この二択を手番ごとに繰り返してゆき、カラーカード等を集め得点を競うゲーム。
4色目からは獲得点がマイナスになる。
大変単純で簡単なルールながら、
子供でも大人でも2人から気軽に何度でも充分に楽しめる良作。
ただしこのゲームは、初心者に遊び所を理解して楽しんでもらうまでに、
細心の気配りが要るので注意。
ルールと構成の単純さから、ただルールだけを説明して、初心者にプレイをしてもらうと、4色目以降は全く取らなくなったり、カードの重みが理解できず放置したりで、総得点で『毎回』『必ず』負けることになり、その初心者にとっては勝負所や面白さがわからないまま『あまりやりたくないゲーム』に成り下がってしまう虞がある。
シンプルすぎるガード・相手の邪魔ができるルールも相俟って、
一旦トラウマにさせてしまうと、修復は難しい。
ちゃんと導入時に『1色9枚の取り合いであること』『その色は自分には-1点でも相手には+6点になる場合があること』『4色目以降でも恐れず取った方が(経験的に)総得点が良いこと』など、状況を踏まえて丁寧に説明しないと、ゲームの面白さを全然伝えることができない。そういう意味では導入に大変心配りの要るゲームである。
1・2戦目は、毎手番ごとに状況説明等をしてみるのも、
導入には良いかもしれない。
逆にその説明が要らないほどの経験者なら、
すぐにこのゲームの魅力にどっぷり浸ることができる。
個人的にはジョーカーは強すぎるので、無い方が楽しく遊べると思う。
コンポーネントはびっくりするほど親切。
列マーカーのカードは表裏印刷されており、
2人プレイ用にもう3枚列マーカーカードも同梱されている。(表裏あり別ルールで遊べる)
得点表は各人数分あり、それも表裏違い、2つのルールで使える。
カードもちゃんとコーティングされており、最近の箱は横から開く薄い紙製でなく、(カードゲームに一般的な)上下に開ける厚箱になって好感度高い。
2人から短時間で繰り返しいろんなルールで楽しめ、
ゲームらしい締まりも充分にある良作!!
(ルール上の)インストは1分半 プレイ15~20分 準備・片付け3分程度
(カードを抜いたり、エンドカードを差したり、シャッフルに意外に時間がかかる)
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