ディ マッヒャー
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ストーンRさんの評価
ユーザー評価:5点
プレイ数:1回
投稿者:ストーンR | 2009/11/09 00:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
「エレクションX」「キャンディデイト」と3大選挙ゲームと呼ばれ、その中では
ルール量の多さ、そしてプレイ時間も5時間は覚悟する必要があるので、一番の重量
級といえるでしょう。
7ラウンドで、7箇所の地方選挙を争っていきます。1つのラウンドは14フェイズ
で構成されており、それぞれの手順を理解するだけでも一苦労です。実際は1ラウン
ドを回してみないことには把握するのは難しいでしょう。
最終的には連邦議会での議席の獲得を目指してます。連邦議会と自分の政党の政策が
合致するかによって、得点が大きく左右するので、7ラウンドの地方選挙に勝利する
かが勝利への大きな鍵を握っています。
このゲームは、この政策が他の選挙ゲームよりも重要視され、ゲーム中も絶えず自分
の政党の政策の修正を余儀なくされます。ここがこのゲームの最大の特長であり、面
白い部分です。先の展開がある程度は予想でき、目先の利益にばかり囚われていては
いけません。
メディアの存在もかなり重要で、優位に進めるためにも必要不可欠なファクターと
なっています。
全体的には運の要素が強めで、戦略性が希薄なところが気になりますが、ドイツの選
挙制度がうまくシステムに取り入れられています。
経済ゲーム的な要素も盛り込まれていて、スタートプレイヤーも競りによって決定さ
れ、ゲーム中は、何かとお金が物を言うものの、終了時には何のポイントももたらさ
ないところも、面白いところです。
モスキート版では4人までしかプレイできなかったのを、ハンス版では5人まで対応
しています。また最近ではバレーゲームからも再販され、以前根強い人気があるこ
とを証明しています。
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