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  コメント   マクベスさんの評価
  評価   ユーザー評価:6点 プレイ数:10回
投稿者:マクベス大佐 | 2009/09/23 23:58 | コメント(0) | トラックバック(0)

1つの鍋で、複数の料理人がスープを作ることをテーマにしたカードゲーム。シンプルでなかなか考えどころがあり、面白い。
与えられた手札をどう捌いていくのかというのは、今ある食材をどう調理するのか悩む料理人気分を味わえる。

まずこのゲームを楽しむ上で重要なのが、引き取りの数値である10をどう解釈するかである。ただ偶発的に10以上に到達すれば、引き取りが発生するという考え方をしていてはこのゲームは楽しめない。
いかにしてカードを上手に捌くかである。このゲームでは配られたカードの多くは場に出す必要があるので、当たり前のことだが、相手の必要なカードをうまく処理し、自分の欲しいカードを上手く使いたい。
そのためには、数値の調節が重要であり、誰かの欲しいカードはうまく無関係のプレイヤーに処理してもらえるように数値を調節して出すのが有効であり、完全に配られるカードは運なのだが、習熟してくると露骨に浮いたプレイヤーはそうやすやすと得点させてもらえないのだから、不思議なものである。

ちなみにこのゲームの最も重要なお題である「ファーストフード」カードをどう潜るかが最重要命題で、ただちに5点もらえるが取ったカード1枚が1失点になるという、非常にスリリングなカードになっている。
とくにこの時は数値を調節し、カードで他プレイヤーを説得する必要が生じてくる。他のプレイヤーが引き取りたくなるようにカードをプレイして、「ファーストフード」を上手に切り抜けた時の達成感はなかなかのもの。
ただ、やはり大量失点で脱落してしまうようなところがあるバランスはどうかなと思うところがあるが、今のところ筆者的には許容範囲である。

基本的に平均すると数値10に到達するのは3手番必要であり、そこを考えるとベストな人数は3人だろう。3人が一番実力・運ともにバランスのとれた人数である。これより人数が増えれば運の比重が大きくなるが、気軽に楽しむこともできるので悪くない選択肢といえる。2人でもそれなりに楽しめ、人数によりゲーム性がかわるところがあるが、何人でも楽しめるのは評価すべき強みだろう。

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