タブラの狼
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マクベスさんの評価
ユーザー評価:1点
プレイ数:1回
投稿者:
マクベス大佐
| 2009/09/21 20:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
ワーウルフの潜む村の全滅を防ぐべく、人の姿をした狼という見えざる敵を倒すべく敵を推理し、リンチ会議でうまく処刑するのが目的。
テーマは人道的問題を孕んでおりあまりお勧めできないが、ファンタジーの世界の出来事と思えば、まぁ理解可能な範囲かなぁといった印象で、このゲームを子供に教えるとイジメに使われそうな危険な匂いもするので要注意。
ゲームは古臭く、楽しむためには10人以上の参加者が必要となる。そして、プレイヤーは1人の村人を演じる。リンチ会議で処刑されたり、狼の攻撃の的となれば死亡し脱落する。
この脱落が問題で脱落してしまうとやることが全く無い。脱落のシステムは20分級のゲームならば我慢できるとはいえ、オフで人狼をやるとかなり時間がかかり人数にもよるが、1時間前後はみておいたほうが良い。それだけに脱落制が問題になる。
大分定石も解析されてきているところがあり、ゲームの自由度もあまりないように思える。どこまで行っても心理戦なので、事故は避けられないし。チーム戦故に、定石を知らないものが入ると一気にゲームが心理的推理ゲームから、運が主体のゲームに早変わりしてしまうことがあり、戦略性の有無が大きく左右される。
人間主体のゲームであり、社会の縮図ともいえるようなゲームで、心理誘導なども重要だが、あくまでゲームと割り切って遊びましょう。ちょっと色々と麻薬的な危なさもある要素を持ってますね。先導者気分を味わうのも程ほどに。
孤立無援でどう考えても不利なハムスター変化(狐)の役割も、慣れるまでは楽しみにくく、導入する際には注意が必要ですね。熟練者が演じる部分には良いかもしれません。
このゲームを理不尽でなく、きちんと楽しもうものならば、定石を頭に入れ、それを皆がある程度理解している必要があるといえる。そのため、慣れるまでは何の戦略性も感じないところは、麻雀に似たようなところがあるが、ルールの覚えやすさでは麻雀より敷居が低い。ただ、こちらの方が人手的な敷居は抜群に高いためか、楽しめる環境は限られている。
パーティゲームとして楽しむにしても時間が長過ぎるし、最近はオンラインで遊べるのが主流になってきているが、諸々の欠点(音で人狼が分かる、処理手続きが面倒、人手が多く要る等)を解消できるので、オンライン環境が整備されて始めて遊べるゲームになったといえる。ちなみに筆者の評価は当サイトの方針に基づき、オフラインのものなので、最低評価です。
25分ぐらいで遊べればいいかなぁと思うけど、人間不信になりそうだし、人を扇動したり危険な麻薬的スリルもあるので、あまり人に薦められないゲームですね。
定石を知らないと、顰蹙を買うこともあるので、まぁ知らない人は無理に遊ぶ必要はないのではないかと思います。
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