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ユーザー評価:9点 |
プレイ数:15回 |
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投稿者:ストライク・ルージュ | 2009/08/02 11:30 | コメント(0) | トラックバック(0) |
「豆を育てて収穫する」というテーマとパッケージのイラストにまったく魅力を感じずに興味がありませんでしたが,容易に携帯できるサイズのカードゲームに夢中になっていた時期に,おもしろいという噂と「アラカルト・カードゲーム賞」受賞作品であるということを信じて購入しました。
ところが,つまらなかったとしても諦めがつく値段だという程度の気持ちでしたが,噂以上のおもしろさ,値段の価値を大きく上回るおもしろさに目から鱗が落ちました。
ルールや手順は少し複雑で,初心者には口で説明しただけでは理解してもらいにくいですが,2~3ラウンドお試しプレイをすると理解してもらえます。その後仕切り直してプレイすると,初心者でも勝ち筋が見えてきます。
そして,自分がそうであったように,「うわっ,これおもしろい!」と必ず言ってもらえるゲームです。
老若男女問わずに好かれるゲームです。
ハイリスク・ハイリターンで希少価値の高い豆を育てるのか,ローリスク・ローリターンでこつこつ豆を育てるのか,誰も狙っていない豆を育てるのか,3つ目の畑はいつ買うのか,そして育てた豆をいつ収穫するのか,考え所は満載です。他プレイヤーの畑をよく観察する必要もあります。
「手札の順番は入れ替えることができない」,「最初は2種類の豆しか育てられない」といったいくつかの縛り,そして何より「交渉」がこのゲームの肝です。コミュニケーション力が否が応でも養われます。
収益を上げてゲームに勝利することはもちろんですが,交渉を楽しむこともこのゲームの大きな目的にしています。
自信をもってお薦めできるカードゲームです。
小箱にすっきり収められているので,常に携帯するようにしています。
プレイ人数は「3~5人」となっていますが,2人でも楽しめますよ。 |
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