三国志演義
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さぶみっしょんさんの評価
ユーザー評価:3点
プレイ数:5回
投稿者:
さぶみっしょん
| 2009/06/05 23:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
三国志の世界で繰り広げられる陣取りゲーム。
80年代にはよく見られた、歴史ものを題材としたウォーゲーム寄りのボードゲームです。その当時は、意外とプレイ人口が多く、現在のドイツボードゲームの愛好家の中にもプレイ経験者が少なくないと思い、今回登録してみました。
ゲームとしては全く荒だらけで、普通に進めるのではゲームは何時間経っても終了しません。説明書を読んでも、そもそもが時間区切りで終わることが想定されているくらいです。
序盤を過ぎるとほとんど役に立たなくなる猛将たち、反対に手のつけられなくなる軍師(孔明無敵過ぎ)。適当な戦闘のルールが生み出す負のスパイラル。溜まるだけ溜まって減りもしない大量のユニット、、。
しかし、そこはキャラクターゲーム。三国志のファンアイテムとしてみれば、楽しく遊べないこともない作品です。
時間区切りが想定されていて、後半戦のことがまるで考えられていないシステムというのは、つまり序盤に遊ぶだけ遊んで、その後は適当に切り上げてください、ということがデザインの念頭に置かれているということでもあります。はじめの無数のキャラクターチップを引き抜くところや、ユニットを集めて富国強兵していくところなど、確かに序盤に盛り上がりどころを集めているように思われます。
これらを考慮するに、同じ趣味の仲間同士でワイワイ遊ぶために用意された一種の場として見るべきなのかもしれませんね。もし未プレイの三国志ファンと共にこの作品を囲んだとしたら、そこそこ盛り上がるのではないか、という気がしなくもありません(笑)
だいぶ長くなりましたが、ゲームとしての評価はもちろん低いです(笑) ファンなら+2点かな?
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