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ユーザー評価:8点 |
プレイ数:9回 |
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投稿者:ストライク・ルージュ | 2009/04/04 17:55 | コメント(0) | トラックバック(0) |
コンポーネント画像を見ただけでは「これのどこがおもしろいのだろう?」と思っていました。「黄金の羅針盤」「パトリツィア」「大聖堂」のように,美術作品とも言える程美麗なコンポーネントが多い他の外国製ゲームと比べて,ただ数字が書いてあるだけのタイルには全く魅力を感じませんでした。ルール説明や他の方のプレイレポートを読んでも,やることは理解できてもおもしろさは伝わってきませんでした。
ですが,最近「天才一直線」や「セット」のように,物語性のないゲームにも興味をもち始めたので,他の方の高い評価を信じて購入しました。実際にプレイしてみると,なるほど,高い評価を受けるだけのおもしろさ&「ドイツ年間ゲーム大賞」を受賞したおもしろさが実感できました。今では,コンポーネントにも魅力を感じるようになりました。
「こういう場合はどうするのだろう?」「これはやっていのか?」と,時々ルールに載っていない場面に遭遇して悩むこともありますが,こんな単純なコンポーネントでここまで楽しめるということに感心してしまいます。タイルを引いたり,ラック上で並べ替えたり,場に出してアレンジしたりする作業も楽しいです。
「このタイルをあそこに出して,あっちのあれとランを作って,あまったあれをあっちのあれとくっつけてグループを作って…,ん?そうするとあれがあまっちゃうかの…?」と,頭の中だけで場のタイルをアレンジするのは頭脳によい刺激を与えている感じがします。「ラッシュアワー」と似ています。
準備も簡単でプレイ時間も短いので,繰り返しプレイしたくなります。これ以上箱を小さくすることは難しいと思いますが,半分くらいの大きさになればなんとか持ち歩けるので,プレイする機会も格段に増えると思います。それと,ジョーカータイルの色が赤と黒なのが紛らわしいような気がします。数字タイルが赤・黒・青・黄なので,それ以外の色にした方がよいと思います。 |
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