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  コメント   マクベスさんの評価
  評価   ユーザー評価:6点 プレイ数:10回
投稿者:マクベス大佐 | 2009/03/27 22:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

数字のカードとボードでフェンシングを見事に再現したといっても良い傑作。2人用ゲームであっさりしているため、向いてない人や機会のない人は素通りしがちだが、是非とも遊んでほしい完成度を誇っているように思える。

カードを使って前進・後退・攻撃を行うのだが、相手との間合いの読み合いが非常に面白く、映画のようなじりじりとした間合いの読み合い、不利だと感じたらじわじわと後ろに下がっていき後がなくなったりと、この間合いの読み合いの楽しさは格別といえる。
攻撃すると同じ数字の同じ枚数のカードを使わないと防御できないというシンプルなルールが面白い。何のカードをだいたい何枚費やしたか記憶することが結構大事だが、記憶できなくても十分に楽しめる。

前進攻撃の無しだと間合いの読み合いが非常に厳しく熱い読み合いが展開されるので、間合いの読み合いの楽しさを十二分に味わえるが、実際に攻撃しないで一本とれたりすることも多く少々味気ないかもしれない。

前進攻撃有りだと、切った切られたの激しい攻防が繰り広げられ、こちらの方が能動的なゲーム性を感じる展開になる。前進攻撃は極めて強力だが、後退すれば簡単に回避できるという利点と負の面を併せ持ち、通常攻撃は防御するのに攻撃に費やしたカードと同じだけ費やす必要がある。この2つの攻撃をうまく使い分ける必要があり、より深みが増している。

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