イス
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鷹村ナクトさんの評価
ユーザー評価:6点
プレイ数:1回
投稿者:
鷹村ナクト
| 2005/01/11 21:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
イスはフランスの伝説に登場する海上都市「イス」を舞台に、プレイヤー達は宝石商となってブローカーを操りながら利益を獲得するボードゲームです。ゲームではプレイヤーは自分のブローカー駒を使いイスに運ばれる宝石を他のプレイヤーよりも先に獲得したり、宝石の市場価格を操作します。4ラウンド終了時に最も多くの利益を上げられたプレイヤーがゲームに勝利します。
■ゲームボード
イスの都市はケーキを4等分したように1~4の地区に分かれています。さらに各地区は外周から湾岸エリア、商業エリア、宮殿エリアに分かれています。 またボード右側には宝石の現在の価値順と、それを操作する市場のマスがあります。
ラウンド開始時に、1~4の地区にそれぞれ、宝石が船に乗って運ばれて来ます(写真・カードに置かれているカラーチップ)。これを元に各プレイヤーは自分の手元にあるブローカー駒を配置する事になります。 ブローカー駒には、片面に数字が描かれています(0~4)。
■ラウンドスタート☆まず最初は手番の競り!
ラウンドの始めに、このラウンドのプレイヤー順を決定する為に、何と競りを行います!。プレイヤーは手元のブローカー駒を一斉に2つ出し、その2つの合計数で勝負します☆。最も大きい数字のプレイヤーから好きな順番(1~4のプレイ順カード)を選ぶ事が出来ます。ちなみに後ろの数字ほど、前のプレイヤーの行動を見てから動けるので非常に有利ですね(^o^)。
その為、大きい数字のブローカー駒を使いたい所ですが、ここで使用されたブローカー駒は、このラウンドはもう使用出来ません。ですからここで大きく行くのか?、それともあえて小さく行くかでこの後の勝負が変って来ます☆
■いよいよ勝負!ブローカー駒の配置
そしてプレイ順に従って各プレイヤーは自分のブローカー駒を2つ配置します。 配置出来る場所は1~4の地区、それぞれにある湾岸エリア、商業エリア、宮殿エリアと、それにボード右側にある 市場のマスです。
そして面白いのがブローカー駒を2つ配置する時に、1つは表向きに配置して、もう1つは裏向きに配置する所です!。最後は全てを表向け、各エリアや地区の数字の大小で勝負するのですが、どの数字のブローカー駒を何所に表向きで配置するか、はたまた裏向きで配置してハッタリをカマスかが非常に面白いですね(^o^)☆。
この配置を4周行い、各プレイヤーは計8つ(表向き4、裏向き4)のブローカー駒を配置している事になります。
■そして決算!ブローカー駒の正体や如何に!?
全てのプレイヤーがブローカー駒を配置し終えたら決算です!。第1地区から順にブローカー駒を表向けます。ここで裏向きのブローカー駒の数字が解り、ドラマチックな逆転劇があったりしてドキドキしますね(笑)。
★地区の合計
まず最初に、その地区全てに置かれているブローカー駒をプレイヤー毎にそれぞれ合計します。そして最も大きい数字のプレイヤーから、その地区にラウンド開始時に配置されている宝石が獲得出来ます☆。
次に、地区の中にある3つのエリアでそれぞれブローカー駒の勝負します。
☆湾岸エリア
最も大きい数字のプレイヤーのみが、密輸されたという噂の黒い宝石を1つ獲得します。
☆商業エリア
最も大きい数字のプレイヤーのみが、商売で利益を上げたらしく、3勝利点を獲得します。
☆宮殿エリア
最も大きい数字のプレイヤーのみが、アクションカードを獲得出来ます。
これを残りの2~4の地区でも順に行います。
★市場の決算
1~4の地区全ての決算が終わったら、最後にボードの右側にある市場のマスでも決算を行います。ここでは升目の縦と横でそれぞれ勝負を行います。升目の横の勝負では、最も大きい数字のプレイヤーのみが宝石を獲得します。そして縦の勝負では、数字の大きい順に、宝石の価格が変動します☆。宝石の価格はゲーム最後に自分が集めた宝石からの勝利点になるので、自分が多く集めている宝石の価格は大きい方が良いのです♪。
■ゲームは続く・・・
以上のように、「手番順の競り」「ブローカー駒の配置」「決算」が終わると1ラウンドが終了します。これを4ラウンド行ってゲームは終了します☆。
これまでに獲得した勝利点に各宝石からの勝利点を加算して最も多くの勝利点を獲得しているプレイヤーがゲームに勝利します☆。
■イスは、裏向きに数字の駒を配置して行く競りのゲームです。そして面白いのは常にビットマーカーを2個配置で、1つを表向きに、1つは裏向きに配置する所ですね♪。半分が公開なので、ある程度の予測が立ちますが、やはり裏向きの駒の読み合いが悩ましいですね(^^)。「あちらを立てればこちらが立たず・・(笑)」という感じでしょうか?(笑)
欠点は特に見当たりません。
インストも簡単ですし、ヴァリエーションルールでは2人や5~6人でもプレイ出来ます☆☆☆。
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