マンマミーア
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マクベスさんの評価
ユーザー評価:10点
プレイ数:27回
投稿者:
マクベス大佐
| 2009/01/25 18:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
皆で共有の具材の山札を肥やしつつ、タイミングを見計らってレシピカードを放り込みピッツァを焼くというカードゲーム。
記憶力が問われると言われがちだが、共有の具材の山札の内容は覚えておくと有利ぐらい。具材カードは次々と追加されるし、達成できるか否かも分からないレシピカードも投入される。それにより記憶が得意な人間だけが有利にならないようになっている。そのため気軽にも楽しめる。少人数戦ならばほぼレシピの完成を完全運任せでも勝てないことはないぐらいのバランスになっています。
また、手札から具材を補足することもできるルールは、予測を困難にするし、計画的な手札管理を求められる部分もあり戦略的楽しみを添えることに成功しているといえる。
ゲームは3ラウンド行われるが具材の山札はピッツァを焼くのに使われなかった分は引き続き残すため、次ラウンドの先攻権を決めるマンマミーアカードの存在が大きすぎるようにも思えるが、具材の山を枯渇させる15枚ピッツァがあったりするし、記憶が苦手なタイプにもチャンスがあるという意味では許容範囲といえる。
もしマンマミーアカードのルールが理不尽に思うようなら、拡張セットの『マンマミーアプラス』のラウンド終了条件を満たした人からスタートのルールをお勧めします。ラウンド終了条件を満たした人は手札が7枚ないことも多いので、スタートプレイヤーの有利さをいくらか相殺できると思うので個人的にはかなり良いルールだと思っています。
記憶が完璧に無駄にならないあたりもよくできているし、言語依存の無さと料理というテーマ性も相まって素人から玄人、子供も女性にも受け容れられる懐の深いゲームとなっており、同作者の名作「ボーナンザ」にも匹敵しうる傑作といえる。
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