サンクトペテルブルク>>コメント 評価コメントリスト     鷹村ナクトさんの評価     ユーザー評価：8点 プレイ数：50回 投稿者：鷹村ナクト | 2005/01/02 23:46 | コメント(0) | トラックバック(0) サンクトペテルブルグは1703年にロシアのピョートル大帝によって築かれた都市の名です。西洋の建築家を大勢招き、ロシアの首都として政治や経済、そして文化の中心地として繁栄しました。このゲームではその繁栄を再現し、都市で生活していたロシアの職人を手に入れ建物を建設して行き、 貴族とのコネを手に入れます。ゲーム終了時にこれらを最も上手く行ったプレイヤーがゲームに勝利します。 ■ゲームの流れは非常に簡単♪ このゲームでは各プレイヤーは「職人カード」「建物カード」「貴族カード」を購入して行き、自分のお金を増やし、そのお金で新しいカードを購入しながら最終的に勝利点を獲得して行くゲームです。全てのカードには購入価格が描かれていて、お金を消費してカードの購入を繰り返していきます。 ゲームは幾つかのラウンドで行われます。各ラウンドは4つのフェイズに分かれていて、1番初めに「職人カード」販売が行われます。続いて「建物カード」「貴族カード」と販売され、最後に「交換カード」という特殊カードの販売がされます。これが終了すると1つのラウンドが終了し、ゲーム終了まで、このラウンドの流れを繰り返していく事になります。 ■手番では何をするの? プレイヤーは手番で、以下の3つの中から1つを選択します。 ?「カードを購入して自分の場に配置する」最も基本的なアクションで、お金があれば問題無く出来ます♪。 ?「カードを手札に入れて後で自分の場に配置する。」お金が無くても販売されているカードを手札に入れる事で欲しいカードをキープする事が出来ます。後で配置する時になって初めてお金を払うので、非常に使い勝手は良いのですが、手札上限は3枚と決まっているのと、 ゲーム終了時に手札にカードがあれば枚数に応じで失点になるので、手札にしたカードは必ず場に配置する注意が必要です。 ですが、この手札上限3枚というのは悩ましくて良いですね～(^o^)♪ ?「パスをする」?も?も選択しない場合はパスをします。 全員がパスをする事で次のフェイズに移り、新たなカードの販売になります☆。 ■ゲームスタート☆フェイズ1「まずは職人を雇おう!」 ラウンドの始めは『職人カード』の購入からです。 職人カードはゲームに必要なお金を生み出します。このゲームではとにかくお金が必要なゲームですから、最も重要なカードど言っても良いかも知れませんね(^o^) そして全プレイヤーが、購入や手札にキープを終えてパスをすると、職人カードの決算が行われます。これは以前のラウンドで購入している職人カードも入りますから、積み重ねが重要です!。そしてこの決算ではお金と、カードによっては僅かな勝利点が入ります♪。 ■フェイズ2「次は建物を建てよう!」 続いて『建物カード』の購入です。 建物カードは職人カードと全くの正反対で、勝利点を生み出します。そして、同じく全プレイヤーが、購入や手札にキープを終えてパスをすると、建物カードの決算が行われます。もちろん以前のラウンドで購入している建物カードも有効です。そしてゲームの勝敗は勝利点ですから、やっぱり重要なカードですよね(笑) ■フェイズ3「貴族もハートもゲッツ!」 そして『貴族カード』の購入です。 貴族カードは値段が高く、効果は職人カードよりも比率の悪いお金や、 建物カードよりも比率の悪い勝利点を生み出します。やはり同じく全プレイヤーが、購入や手札にキープを終えてパスをすると、貴族カードの決算が行われます。 さて、ゲーム中はあまり効果が強くない貴族カードですが侮ってはいけません!。 貴族カードはゲーム終了時にのみ、莫大なボーナス点を生み出すのです!。まるで何処かのゲームを思い出すようなカードですが・・・ OKです!(笑) ■フェイズ4「特殊な交換カード」 交換カードとは、既に場に配置した職人カード、 建物カード、貴族カードに交換する為の、それぞれに対応したカードです。場に配置する時に支払うお金は、交換して捨てるカードとの差額で良いのと、そこそこ効果は上昇するのが魅力です☆。 そしてこのカードのみ、全員がパスした後に決算は発生しません。終了後は次のラウンドへ移行します。 ■ゲーム終了★ 以上のように1ラウンドで4フェイズを繰り返して行き、あるラウンドで最後の職人カードか 建物カード、もしくは貴族カードか 交換カードの最後の1枚の山札が尽きたら、そのラウンドを最後まで行ってゲームが終了します。 それまでの得点に、貴族カードのボーナス点と、お金のボーナス点を足して、最も高得点のプレイヤーがゲームに勝利します(^o^)/。 ■サンクトペテルブルグはカードの購入を繰り返していくゲームです。カードの効果は次々と重複して行きますから、よく考えて購入をして行かないとダメです(笑) 4種類のカードはそれぞれが魅力的な効果があり、これらをどのように組合せ、どのタイミングで購入するのかが非常に悩ましくて楽しいゲームです。 欠点は、ゲームボードがある割には、それほど必要性の無い所でしょうか?。個人的には、ゲームボードがあれば雰囲気が高まりゴージャスな気分になるので良いのですが(^^; カードの購入によって様々な戦略が楽しめ、何度でも遊べるゲームですね。(^o^)/GooD☆☆☆☆     この投稿へのトラックバックURL 1028