レーベンヘルツ 新版
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鷹村ナクトさんの評価
ユーザー評価:6点
プレイ数:5回
投稿者:
鷹村ナクト
| 2005/01/02 23:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
レーベンヘルツは中世ヨーロッパのとある国で、国王が留守の間に勢力争いを始めた領主たちの領土争いをテーマとした陣取りゲームです。
まず注目して欲しいのがゲームボードです。一般的なゲームボードは折りたたみ式で4分割や大きくて6分割ですが、このゲームのボードは9つのタイルに分かれています。各タイルには4X4のマス目に別れ、平原や森や村や鉱山が描かれています。このボードをランダムに配置する事で、毎回違った地形で遊ぶ事が可能なのです。
ボードを配置したら各プレイヤー順番に城と騎士を隣接するように3~4個配置してゲームが始まります☆。
手番では2つの行動のどちらかを行います。
○カードを売却する。
カードに書かれた売却価格でカードを市場に売却します。売却したカードは市場に置かれ他プレイヤーに拾われるので売るカードは考え所です。しかしゲーム中はとにかく資金不足に悩むので(^^;、仕方の無い時がしばしあります(笑)。
○カードを1枚プレイする。ゲームのメインですね♪。
カードには5種類があり、どのカードも使用には効果が強いほど多額のお金が掛かります(^^;。
?「国境線の配置」カードに描かれた数(1~3)だけ国境線を配置して領地を創ります。
?「騎士の配置」騎士は相手領土に攻め込む時や自分の領土の防衛に必要とします。
?「領地の拡張」無人の土地や、自分の領地の騎士数が相手より上回っている領地へ拡大する事が出来ます。
?「裏切り」プレイヤーの相手の騎士を1つ削除し、同時に自分の騎士を一人増やせます。
強いカードですがお金も掛かります(笑)。
?「同盟」国境線が隣接する相手領土と同盟関係を強要します。
同盟が組まれたらお互いにその領土同士に関しては「領地の拡張」をする事が出来なくなります。
以上の「カードを売却する」もしくは「カードをプレイする。」を行った後、山札か、誰かが売った市場のカードを補充します。最後に鉱山を領地に保有していればお金が入り手番は終わります。
●領地とは。
領地とはボードの外周、及び国境線で囲まれ、自分の城と騎士しか居ないマス目の事です。自分の領地に森や村を保有していれば勝利点が手に入ります。また鉱山を保有していれば手番終了時にお金が入ります。
またこの他、国王の城や、同種で数多くの鉱山を保有していればボーナスの勝利点が手に入るのです。
ゲームは以上のようにカードをプレイしながら自分の領地を創り、騎士の数を増やして相手の肥沃な領地を奪い取り勝利点を稼ぎます。誰かが規定された勝利点に到達すれば、そのプレイヤーの勝利でゲームは終わります。また山札が全て無くなってもゲームは終わり、その場合はお金もボーナス勝利点になり得ます。
新しいレーベンヘルツは前作から、行動権の交渉、そして入札のシステムを削除する事で非常にシンプルで遊び易くリメイクされました。手番で出来る事も少ないのでルールも解かり易く、プレイもテンポ良く簡単に楽しむ事が出来ます♪
陣取りゲームはなかなか誰とでも楽しめるゲームは少ないのですが、このゲームはお勧めですね☆☆☆☆☆
駒がプラスチックなのは残念ですが、その分、精密にカッコ良く製作されています。
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