エイジ オブ ルネッサンス Age of Renaissance
(説明 90分 プレイ時間 7時間15分)
ねいじまさんが何年も前に購入したまま遊べていなかったゲームだそうです。ようやく初プレイ、そして全員未プレイです。1996年の古いゲームですが、みらこーさん、北島さんにとっては新しすぎて(!)遊んでいないそうです。1996年は自分はトランプ(ハーツ)とヘックスしか遊んでなかった時代です。
ヨーロッパでの交易路を広げていくというテーマで、各プレイヤーは国(都市)を一つ担当します。これは最初の所持金40から出資するシークレットビッドで行われます。自分は1しかビッドせず、パリかロンドンかで迷いましたが、0ビッドをしたピザさんにパリを譲ることにしてロンドンを担当しました。
ボード上のヨーロッパの地図は区画で分けられており、各区画は特有の資源があります。ゲームを進めていくにつれてこれらの区画をどんどん制圧していきます(丸トークンを置いて示します)。売却イベントが起こると、その資源に対応する区画から多くの資金が手に入ります。その資金を使ってさらに多くの区画を制圧するためのトークン、そしてカード、より大きな船、進歩を購入していくという拡大再生産のゲームなのです。
自分が制圧している区画(丸トークン)に隣接している場所に正方形トークンを追きます。誰もいない区画ならば区画に書かれた数字だけ正方形トークンを置くと丸トークンに変換されて自分のものになりますが、他のプレイヤーがいると戦争になります。戦争の解決はダイスですが、手番順が先(つまりトークンの購入枚数が少ない)ほど有利にできています。
ゲームの大きな目的は、AからZまでの26種類ある進歩をできるだけ多く購入すること。これにより、より遠くまで行けるようになったり、カードの追加購入ができたりします。また、これらには割と複雑な割引システムやテックツリー(ある進歩には別の進歩が要求される)があり、解読するのは結構大変です。
カードがこのゲームでは一番曲者で、デッキに資源の決算カード、リーダーカード、イベントカードの3種が混じっています。手札を持ち越すために支払うお金が三角数的に増えるので、なるべく手札は増やしたくありません。しかし資源の決算はやはりある程度タイミングを見て自分がその資源を生産しているときに行いたいものです。最後は強制的に全てのカードをプレイしなければならないもかなりつらいです。
資源はその資源の基礎価値(1-10)と持っている個数の平方数の積なので、少し高めの資源を複数持っていると爆発的な収入になります。基礎価値9の資源を4個持てばもう8x4^2=144の収入なのです。
全部で3世代あるうちの第1世代まで遊ぼうということになっていたのですが、第1世代だけだと準備で終わってしまうということになり、第2世代の終わりまで遊びました。終盤にアジアに進出して基礎価値の高い資源を確保した北島さんの圧倒的勝利でした。
細かいルールも多く考えることも多いので7時間以上かかりましたが、もし再戦するなら近いうちに遊びたいものです。そのときはデッキに入っている決算カードの枚数だけは知りたいものです。
結果:北島(ベネチア) 1022、A(ジェノバ) 525、みらこー(バルセロナ) 468、ねいじま(ハンブルグ) 410、自分(ロンドン) 393、ピザ(パリ) 372
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