武井さんの誘いで山梨笛吹の石和温泉での1泊2日のゲーム合宿に参加しました。参加者7名。場所は去年と同様ゲストハウス璃洛(りらく)ですが、今回は貸切ではなく、数部屋を借りてゲームを楽しみました。
はたさんのクルマに乗せてもらって朝7時半に出発。予想していた渋滞はなく、途中から一般道に切り替えて、四方津コモアブリッジや猿橋を観光をしながら石和温泉に正午に到着しました。去年も訪れた北甲斐道(ほっかいどう)でイズナ&コグチさんに合流して馬刺しを食べました。
アイム ザ ボス Kohle, Kies & Knete
(説明 15分 プレイ時間 65分)
まずは、破茶滅茶な交渉ゲームの「アイムザボス」です。分け前をもらうために各自奮闘するのですが、手札を使うタイミングを誤ると何ももらえません。序盤にちょっと手札を使いすぎたのが響いてしまい、大敗。最後はダイスによって終了タイミングが決まるのですが、今回は12ディールでした。上位4人はほぼ同点で、イズナさんとたっくんが共に1位(タイブレークはないようです)。これほど合宿の幕開けに相応しいゲームはないかもしれません。持ってきてよかった。
結果:イズナ 39、たっくん 39、武井 38、コグチ 37、自分 21、はた 19
チグリス ユーフラテス Euphrat & Tigris (ペガサス版)
(説明 25分 プレイ時間 125分)
たっくんのリクストで持ち込んだペガサス版のチグリスユーフラテスです。コグチさんは初プレイ。財宝が14ある新マップを使用しました。
たっくんが中央に王国を作り、これを早めに崩せなかったのが最大の敗因です。最後まで緑と黒の少なさに苦しみました。モニュメントは3つしか建たなかったのですが、そのうち緑と黒が2つずつだったので、この2色は余剰が出ると安心したのがいけなかったのかもしれません。コグチさんが初プレイで2位と大健闘です。
結果:たっくん 13−13−14−15、コグチ 7−8−8−12、自分 6−10−10−15、はた 6−8−9−10
夕食は完熟屋で鶏肉ほうとうと甲斐サーモン丼です。久し振りにほうとうを食べたのですが、山菜もたくさん入っていて満足。温まりますね。
リトル アマデウス はじめてのオーケストラ Little Amadeus: Mein erstes Orchester
(プレイ時間 各10−15分)
3人になったので息抜きに2回遊びました。これまで2人か4人でしか遊んだことがなかったのですが、予想通り3人が一番ジレンマを感じて面白かったです。低得点の楽器でセットを狙うか、高得点の楽器が得られるまで待つか、ほどほどで妥協するか、というあたりが良いですね。
結果
1戦目:usalapbit 27、イズナ 23、自分 23
2戦目:自分 37、イズナ 29、usalapbit 23
数独チャレンジ Sudoku Challenge
(説明 10分 プレイ時間 40分)
クニツィア会に持って行っても遊ぶ機会がなく、ようやく今回持参して遊べました。ルールを読むと、内容は以前出版されていた「数独 Sudoku: Das Brettspiel」と同じでした。ギークでは別エントリーなのに全く同じゲームというのは結構あり、データベースの方が追いついていない感じです。
パズル色の強いシンプルなゲームで、数独の配置ルールを守りながらタイルを配置していきます。そのとき縦列、横列、3x3のブロックで同じマスにあるタイル枚数だけ得点します(重複では数えません)。手札1枚なので引き運が大きいですが、まったりと遊ぶには良いかもしれませんね。なお、写真の黒いキューブはもう置けないことを示すために使ったものです。
結果:イズナ 153、自分 152、usalapbit 141、はた 141
セネターズ Senators (ニューゲームズオーダー版)
(説明 15分 プレイ時間 45分)
数字カード(1−9の6スート)と特殊カードがあり、ラウンドでは場にある数字カード3枚と特殊カード1枚を同時に競ります。競値があらかじめ4つずつ記載されており、これ以外の数値で競り落とすことはできません。手番プレイヤーの左隣りから順に、これら4枚のうちいくつでも自由にビッドします。最後に手番プレイヤーは最終ビッド値で競り落とすか、あるいはあきらめてその分の収入を得るかを決めます。
競り落としたカードは同スート、同数値、連番などでお金に変換できます。最終的にはお金を勝利点に変えるのです。
ルールは面白そうなのですが、競値が4つしかないのがいまひとつです。もう少し多くの値(せめてこの倍の8つくらい)にするなどの自由度が欲しいです。またせる時は全てのカードに配置しますが、これを手番順に1つずつにするだけでもっとずっとドラマが生まれると思います。また特殊カードによって、緻密に点数化したものが台無しになることが多く、この辺りも調整した方が良いのではと思いました。
どうも既視感があると思ったら、以前遊んだことがあるようです。このニューゲームズオーダー版は2018年のフェルティ版に準拠しているようですね。
結果:はた 7(35)、イズナ 7(15)、usalapbit 5、自分 3
なかま集め Affenbande
(プレイ時間 各5分)
息抜きに運の要素百パーセントの「なかま集め」です。袋から猿を引くだけなのに、なかなかに盛り上がります。袋を覗いてズルをしてはダメですね。プレイヤーのフェアプレイ精神が試されるゲームです。
結果
1戦目:自分 6、イズナ 4、はた 4
2戦目:イズナ 6、自分 4、はた 2
カエルのフレディ Freddy Frosch
(プレイ時間 各5分)
息抜き第2弾は「カエルのフレディ」です。記憶ゲームとしてはとてもよくできており、一気にたくさんの花が取れた時は爽快です。一度行き詰まると記憶がすべて消し飛んでしまう気になるのも不思議です。イズナさんと自分が1回ずつ勝ちました。
結果
1戦目:イズナ 11、はた 4、自分 3
2戦目:自分 8、はた 6、イズナ 4
5本のキュウリ Fünf Gurken
(プレイ時間 各5−10分)
この日の最後は、はたさんに誘われて「5本のキュウリ」です。はたさんは3人プレイが結構好きだということで試してみました。人数が少ないのでキリキリする感じです。2戦とも自分が無傷で勝利。
結果
1戦目:自分 0、イズナ 1、はた 6
2戦目:自分 0、usalapbit 0、はた 3、イズナ 5
これで合宿1日目は終了です。翌日に続く。
写真はusalapbitさんが紹介してくれた「IQリンク」というパズルです。なかなか難しい。
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