悪魔のお誘いゲーム会 2025.01.29

砂漠を越えて Through the Desertバザール Bazaar (オールプレイ日本版)
(説明 25分 プレイ時間 70分)
ThroughTheDesert20250129.JPGようやく「砂漠を越えて」の最新版を遊びました。今回の版で初めて拡張セット「バザール」が一緒に出版されました。4つの拡張モジュールが入っています。

どのモジュールも現代の基準ではそれほど難しくなさそうなので、4モジュールすべてを導入しました。マップは川マップを使用しました。キャラバンが川を渡ると5点です。各モジュールの概要は以下の通りです。

ライバルの遊牧民 Rival Nomads:ゲーム終了時の全員共通の目的カード2枚を公開する。
ジン Djinns:オアシスに接続するたびにラクダの配置ルールが変更される。
特別な水飲み場 Special Watering Holes:通常の水飲み場21枚の代わりに交易品12枚(ペアで10点)と追加ラクダ9枚(以後の手番に追加でラクダを配置できる)を配置する。
バザール Bazaars:3ヶ所のバザールとボード外周の村を接続する(それぞれ先着順に15、10、5点)

この中で、特別な水飲み場の追加ラクダのルールでは、以下のように書かれています。

「このタイルを捨てることで、自分の手番で任意の色のラクダ1個を追加で配置できます。獲得したら直ちに使用します。手番中に1枚しか使用できず、1手番で2枚以上獲得した場合は、2枚目以降を以降の手番に持ち越します。未使用のタイルは、ゲーム終了時に0点になります。」

しかし、このときは「獲得したら直ちに使用します」を見落としていて、これ以降の手番で(獲得した手番を含む)1枚まで使えるとしてプレイしてしまいました。直ちに使わなければならない、つまり間違いだったようです。あとで読んでから間違いに気がつきました。

ところが、英語版の原文では以下のように書いてあります。

"This Token may be discarded on your turn to place 1 extra camel of any color. This token be used immediately when claimed. Only 1 may be used each turn. Unused tokens score 0 points at game end."

つまり「獲得したら直ちに使用します」は "This token be used immediately when claimed." に該当するのですが、英語の文法的におかしいし、前後の文脈やギークのフォーラムやレビュービデオを総合的に考えてbeの前に can/may が抜けているという結論になりました。つまり "This token can/may be used immediately when claimed."、和訳すれば「獲得した手番でも直ちに使うことができます」が正しいです。なので結果的には正しく遊んでいたようです。直ちに使わなければならないルールだと未使用のタイルやタイル持ち越しのルールが曖昧になります。

まとめると

「獲得したら直ちに使用します」→「獲得した手番でも使うことができます」

となります。拡張を持っているプレイヤーは気をつけて遊んでください。

結果:自分 147、しれー 110、朝日ねこ 83



ヒット! エクストリーム Hit! Extreme
(説明 10分 プレイ時間 各10-15分)
HitExtreme20250129.JPG「ヒット」のエクストリーム版です。色々と特殊カードが入っていてかなり面白くなっています。Bank、Hold-Up、All-In、というその場での特殊カードの他にも、数字カードがDuel、Loser、Lucky、Elixirとあって賑やかです。特に最後のElixirは他のプレイヤーに押し付けるカードで、Elixirが自分の前にあると手番の最初に点数化するのはこのElixirだけという一種の邪魔カードで面白いです。

他にもバーストして消えて無くなって欲しいマイナス点のLoserとか、特定のカードを集められるHold-Upなどクセのあるカードが多いです。面白くて3人戦1回のあと、5人戦2回と合計3回も遊びました。しばらくはこちらを遊ぶことになりそうです。「だるまあつめ」も「だるまあつめコンプリート!」といった続編が出ないかなあ。

結果
1戦目:自分 200、しれー 90、朝日ねこ 70
2戦目:さぼ 109、ななすぎ 81、自分 78、朝日ねこ 50、しれー 49
3戦目:さぼ 122、自分 100、朝日ねこ 97、しれー 61、ななすぎ 33



クラウドシップ Wolkenschiff
(プレイ時間 10分)
Wolkenschiff20250129.JPG4人で協力して、青い球をボードの指定された場所に落とすゲーム。ゲームが進むと邪魔な白い球が入り、これは落としてはいけません。ちょっと「騎兵ゴルフ」に似ていてプレイは楽しいですが、そこまで難易度は高くなく割と楽々とクリア。もうちょっと最初から白い球を多くするなど、プレイヤー同士で難易度を変えて遊ぶのも良いと思います。

結果:勝利 (田野C、しれー、やぎの、自分)



ミステリウム キッズ キャプテン エコーの宝物 Mysterium Kids: Capten Echo's Treasure
(プレイ時間 25分)
MysteriumKidsCaptenEchosTreasure20250129.JPGなんと付属のタンバリン(写真手前)を使うゲーム! 協力ゲームで5つのうちランダムにトピックが選ばれます。それを奏者がタンバリンを叩いて表現するのです。選ばれるのは1-3つのトピックで、どうやってタンバリンだけで表現するのかという、なんとも無謀で途方もないゲームです。すごい。(大人の)ミステリウムよりも面白いかも。

結果:不明 (ズミ、やぎの、しれー、ふじよし、田野C、自分)



コンテクスト Context
(プレイ時間 25分)
Context20250129.JPG4人のうち2人が名詞、2人が形容詞を書いて、名詞を縦軸、形容詞を横軸の基準にします。そして、与えられた座標に対応する言葉を考えて、座標を他のプレイヤーに当ててもらうという協力ゲームです。

今回は名詞が「クニツィア(上)」「アールグレイ(下)」で形容詞が「美しい(左)」「大きい(右)」です。名詞や形容詞が反対語になっていないのが難しいところで、なんとも不思議な感覚を問われるゲームです。7回挑戦して2回だけ成功しました。これは難易度が高い!

結果:2/7点中(ズミ、やぎの、ふじよし、田野C、自分)



サーフォザウルス マックス Surfosaurus Max
(プレイ時間 20分)
SurfosaurusMax20250129.JPGサーフボード型のカードを順に出して全員でポーカー役のような役を作ります。そして役に関わっていたカードが点数になります。面白い発想なのですが一度Nオブアカインドの方向性に行ってしまうとストレートフラッシュにはなりづらく、逆もまたその通りなので多分に運の要素が強くどうしょうもないことが多いです。もう数回は遊んでみたいゲームではあります。

結果:かーん 56、田野C 32、はっくつ 28、ふじよし 24、自分 24

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