この日は大阪から日帰りで、広島廿日市のゲーム会「いち・に・さん」の一部として行われる広島土嚢の会に参加してきました。自分が東京大井町で主催する土嚢の会の広島版という位置付けで、いつか参加してみたかったのですがようやくその思いが叶いました。往路はイワークさんと一緒です。なおイワークさんは一度だけ参加したことがあるそうです。さすが!
新大阪8:24 →(のぞみ1号)→ 広島9:50/10:00 → 廿日市10:18
という経路で2時間弱で廿日市到着。主催のKazbianさんが出迎えてくれました。会場の廿日市市市民活動センター(市が3つ!)に到着すると、すでに多くのプレイヤーがおり活気があります。なんと、いち・に・さんのポスターまであります。到着もそこそこに土嚢(ネスターゲームズ)を遊びました。
グレーシャー Glaisher
(プレイ時間 各10−35分)
まずは、自分がデザインした「グレーシャー」をアブストラクト好きだというめろんぬさんと対戦しました。1戦目は勝てましたが、だんだんエンジンがかかってきた2戦目と3戦目は敗北。特に3戦目はかなり接戦で楽しかったです。写真はこの3戦目で黄色(めろんぬさん)が手前の5のスタックを移動させて勝利する直前だったと思います。
結果
1戦目:自分 勝利、めろんぬ* 敗北
2戦目:めろんぬ 勝利、自分* 敗北
3戦目:めろんぬ* 勝利、自分 敗北
ヤバラックス Yavalax
(プレイ時間 各5-20分)
続けて「ヤバラックス」をめろんぬさん、Kazbianさんと対戦。こちらは2勝して面目を保ちました。「コーポレーション」のあとで、さらにてんさんと2連戦し、今回は4勝0敗です。写真はてんさんとの対戦。このあとも数人の参加者に遊ばれていて嬉しい。
結果
1戦目:自分* 勝利、めろんぬ 敗北
2戦目:自分 勝利、kazbian* 敗北
3戦目:自分 勝利、てん* 敗北
4戦目:自分* 勝利、てん 敗北
コーポレーション Corporation
(説明 5分 プレイ時間 40分)
Kazbianさんからのリクエストで持参した「コーポレーション」を3人で遊びました。うまくいけば連続で自分のコマを昇進させられるのは、ちょっと同じ作者の「ビラボング」っぽいですね。ただ、最後はちょっと膠着してしまうのは残念です。そんななか、抜きん出て勝利したのはめろんぬさんでした。
結果:めろんぬ 勝利、Kazbian、自分
スウォップ! Swopp!
(プレイ時間 各35分)
息抜きにカードゲームです。去年、ついにドイツでリメイクされたばかりのドイツ版「リカーーーリング」である「スウォップ!」を5人で遊びました。3ディール戦ですが、毎ディール、上がった人が最多得点という展開でした。なかなか好評で良かったです。自分は最下位。
2戦目はこの日の最後に、Kazbianさん、イワークさんと3人で3ディール戦を遊びました。このときはうまくカードが回って勝利することができました。
結果(3ディール戦)
1戦目:カツヤ 24、わっくん 24、てん 19、やましろ 16、自分 14
2戦目:自分 33、Kazbian 21、イワーク 14
マナラス Manalath
(プレイ時間 各5-10分)
イワークさんのリクエストで持ってきた「マナラス」をさまざまなプレイヤーと遊びました。手番には自分か相手のディスクを1枚置き、自分の手番終了時に自分のディスクで大きさ5のグループができていれば勝利、4のグループができていれば敗北です。6のグループは作れません。
まずはみわさんと1戦し、2−4戦目は「シャーク」のあとでイワークさんやてんさんと3連戦です。写真はイワークさんとが勝利した1戦。久し振りに遊ぶとなかなか奇妙で面白いゲームです。3=1-2のパターン(=は2通りの連結を示す)が一番わかりやすい勝利パターンですが、それ以外にも色々なニュアンスがあります。
結果
1戦目:自分 勝利、みわ 敗北
2戦目:自分* 勝利、イワーク 敗北
3戦目:自分 勝利、てん* 敗北
4戦目:イワーク 勝利、自分 敗北
シャーク Xok
(プレイ時間 25分)
持参したエッセン新作のアブストラクト「シャーク」を遊びました。てっしーさんはかなり上手で、最後はお互いにシャークを消費し合う展開となり、結局10のグループができませんでした。タイブレークは最大グループのコマ数ということで、てっしーさんの勝利。初戦からこの展開は素晴らしい。
結果:てっしー 9、自分 6
コロッシュ Colosh
(プレイ時間 各10-15分)
昨日BGBEで購入したばかりのアブストラクト「コロッシュ」を遊びました。チェス系のゲームですが、コマを転がしたり押したりします。ダイスを転がすゲームが以前ありましたが、それよりはかなり完成度は高いと思います。とは言うものの、自分はチェス系のゲームがあまり得意ではなく、2戦ともイワークさんにまんまとやられてしまいました。これは次回の土嚢の会で持ち込む予定です。
結果
1戦目:イワーク 勝利、自分* 敗北
2戦目:イワーク* 勝利、自分 敗北
参加者の誰かが勧めてくれた徒歩数分のところにある、お好み焼き「ふくひろ」でイワークさんと夕食です。自分はモッチーズ焼きを食べました。そばが入っているいわゆる広島のお好み焼きで、さらに餅とチーズも入っているという満足度の高い夕食でした。
フィレンツェ Firenze
(プレイ時間 35分)
戻ってきてから主催のKazbianさんと3人で「フィレンツェ」を遊びました。ドミノ状のタイルを配置していき、自分の色で任意の色を挟むとランプレドットと言って挟まれた部分にピラミッドを置いて分断できます。面白いのは挟むのは相手だけでなく自分の色でも良いと言うことです。エリア3以上を多く作るのが目的なので、エリア7だったらランプレドットして2つに分けた方が良いというわけです。同点になりやすいゲームだと思っていましたが、3人だとそうでもないのかもしれません。
結果:自分 9、Kazbian 7、イワーク 6
ミスティック Mystique (ミスティック デッキ The Mystique Deck より)
(プレイ時間 10分)
「ミスティックデッキ」は発売時に購入して一応持って入るのですがほとんど遊んだことがありません。今回遊んだ「ミスティック」は一度だけ2013年に遊んだことがあり、遊ぶのは2回目。シェディングゲーム(ゴーアウト系)の一種で、スタートプレイヤーは色、シンボル、数値のどれかを指定して好きなだけカードを出し、次のプレヤーは同じ条件でより多くの枚数を出すということを繰り返します。出せないとこれまでに出ていたカードを引き取ります。引き取ったプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
自分があまり持っていなければ程よいところで引き取るのが大切で、またスタートから全てを出さずに様子を見ることも大切です。感覚としては「インフェルノ」や「エスカレーション」に似ています。
思ったのですが「インフェルノ」のように1枚ずつ出していくと面白いかもしれません。これを機に「ミスティックデッキ」をもう少し探究してみたいものです。
参考:2013年のプレイ記
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001274.html#mystique
結果:自分 5(勝利)、イワーク 20、Kazbian 35
最後に「スウォップ」をこの3人で遊んで、この日は終了です(結果は前述)。帰路もKazbianさんが廿日市駅まで送ってくれました。広島駅でイワークさんと別れ、予定より早い21:03発のぞみ272号で新大阪に戻りました。大阪から広島は近いということが実感できたので、またぜひ広島に行きたいものです。
Kazbianさんのレポート
https://note.com/rosuvisur/n/n587063590c3b
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