フタリシュピール 2024.12.29

Dinner20241229.JPG2024年最後のゲーム会は、東京中野での「フタリシュピール」でした。特別の2人用だけでなく何を遊んでも良いということで、みんな持ち寄ったゲームを遊んでいました。今日の夕食は月替わりオムライスの「チキンとロマネスコのブッタネスカオムライス」でした。とても美味しいです。




サンライズ レーン Sunrise Laneダブル パーク Double Park
(説明 10分 プレイ時間 各25−30分)
SunriseLane20241229.JPGusalapbitさんのリクエストで持ち込んだ「サンライズレーン」です。1戦目ではプロモの「ダブルパーク」のカードが手札を圧迫してしまい困りました。このカードは結構使い方が難しいですね。もう1回遊ぼうということで2戦目。今度は「ダブルパーク」が来なかったこともあり、色々なボーナスに上手く絡むことができて勝利。自分の最大グループを分断してきたカズマさんはさすがです。

結果
1戦目:usalapbit 87、カズマ 82、自分 81、たっくん 76
2戦目:自分 94、カズマ 88、たっくん 84、usalapbit 73



10 アップ! 10 Up!
(プレイ時間 10分)
10Up20241229.JPG前日に引き続き「10アップ!」です。このゲーム、頑張ってもやっぱり勝てません。本来は4人なので4回戦なのですが3回で終了。usalapbitさんが強くて3回中2回勝利していました。派生ゲームは「トップザスタック」以外にもあるのかどうか調べてみたいです。

結果(3ディール戦):usalapbit 4、たっくん 11、自分 13、カズマ 15



ミストリア Mystria
(説明 5分 プレイ時間 各10-25分)
Mystria20231229.JPGusalapbitさん持ち込みのフランス製のアブストラクトゲームです。中央の三角グリッドのボードには4色のディスクがランダムに3段ずつ重なっています。手番にはこれらをスタックごと移動したりスタックをひっくり返したりして、同色が三角形に並ぶとそのうちのどれかを得られます。獲得したディスクは自分のボードに並べます。これを12回繰り返してそれぞれのボードの12マスが埋まると終了です。

スタックの移動や反転(ひっくりかえす)はそれぞれ1アクションと数え、行ったアクション数だけ相手に石を与えなければなりません。相手も同様にアクションの数だけ石をこちらに戻してきます。石がなくなっても三角形を作れなければ即時敗北なので、あまりアクションを消費しないようにすることも大切です。

また、先手後手を決めた後、後手のプレイヤーが4色のディスクの価値を決められます。基本ゲームと上級ルールで得点方法が異なりますが細かいことは忘れてしまいました。1戦目の基本ゲームでは自分が序盤に石をたくさん使いすぎて、途中で敗北。2戦目は個人目標なども加わり、こちらは最後までプレイできましたがやはり敗北です。

あまりランダム配置のゲームが好きではないこともありますが、手が狭くてダイナミックさに欠けるのであまり面白味を感じられませんでした。スタックをひっくり返すのはよいアイディアだと思います。

結果
1戦目(基本):カズマ 勝利、自分 敗北
2戦目(上級):カズマ 27、自分 23



バス & ストップ Bus & Stop
(説明 10分 プレイ時間 各20分)
Bus&Stop20241229.JPG購入して以来初めて遊ぶ「バス&ストップ」です。5枚のプールからカードをドラフトして得点化するというシンプルなゲームですが、手番にはドラフトか得点化のどちらかしかできないのと、自分で持てるカードの制限が10枚だということでジレンマがあるゲームになっています。同種の乗客カードを集めれば集めるほど点数効率は良いのですが、全プレイヤーで得点化できる回数が決まっているのであまり待つわけにもいきません。カジュアルに遊ぶこともできるし、他のプレイヤーの邪魔をしてジリジリ遊ぶこともできます。

今回は1回目は皆自分のことだけ考えていたような感じでしたが、2戦目は一転して次のプレイヤーの利にならないようにというプレイが中心でした。自分は貯めていたテニスプレイヤーを連続してメルカッツさんとusalapbitさんい得点化されてしまい、もう点数にならなくなってしまいました。これが響いたのか最下位。

結果
1戦目:メルカッツ 60、自分 60、usalapbit 41
2戦目:usalapbit 54、メルカッツ 53、自分 37



タワー アップ Tower Up
(説明 25分 プレイ時間 60分)
TowerUp20241229.JPG最後はかなりアブストラクトな建設ゲーム「タワーアップ」です。白黒灰茶の4色(ケルトのコマの色の組み合わせ)の建物をボードのさまざまな場所に立てていき点数を稼いでいきます。手番には手元にある建物をボード上に建てるか、建物をプールから補充するかのどちらかです。

建物を建てるときは隣接する建物が必要で、さらに隣接するすべての建物とは異なる色でなければなりません。さらにそれら隣接する建物それぞれに対応する色の建物を重ねていきます。その後、今建物を建てた場所か周囲のどれかを選んで自分の所有権コマを上におき、その階層分だけ対応する色に点数を得ます。なので初期の3個の建物以外は建物の階層は最大でその周囲のマスの数です。

建物コマの補充は3枚あるカードに書かれた組み合わせのどれかを選ぶという方式です。ただし保有上限は10なのでそれを超過した分は捨てることになります。

他に、みんなで競争する目標(1、2、3、4の階層に所有権を持つ、2つ所有権を持つ建物を2つ建てる、地区をまたがって所有権を持つ建物を2組作る)があり、またすべての建物の点数が一定の点数に到達するともう1手番あるなど、「頭脳絶好調(インジーニアス)」を彷彿とさせるルールがあります。しかし点数は4種類の建物と所有権の合算です。

建物を建てるルールは面白いと思いますが、補充は完全にランダムに3個などでも良かったのではないかと思います(あるいは特定の色を2個かランダムで3個を選べるなど)。どうもカードに従って補充してまた建物補充用のカードを補充するというのが野暮ったく思えます。ちょっと惜しい。

結果:自分 52、usalapbit 47、たっくん 46、メルカッツ 43

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